サイドK
マメじゃないことも私が一番よく知ってるんだから、
こうなることは、わかっていたけど、、。
自分の卒業式くらい帰ってくればいいのに、、。
明日は卒業式。
待っても待ってものっちからの返信はなくて、
メールを知らせるためにあるパソコンのランプは、
虚しくもその性能をいかしきれてなかった。
パソコンとにらめっこ。
くるはずもないのに、、。
まさか、忘れてる?
・・・・・そんなわけ、ないか、、。
—シャンシャンシャン—
『わっ!!』
パソコンの隣で携帯が勢いよく鳴りだした。
“まさか?”
一瞬よぎってすぐに消えた。
携帯にうつしだされた名前は“あ〜ちゃん”
パソコンみたいに、開くまで誰だかわからないドキドキ感があればいいのに。
『もしもし?』
『うわっ!ゆかちゃん!あからさますぎw』
出だしから笑いだしたあ〜ちゃん。
『えっ?』
『のっちじゃないからってガッカリしすぎなんよw』
え?そんなつもりないよ、、、でも、、、
『ま、じ?ごめん・・・』
あながちはずれてもない。
『ねぇ?のっちから連絡きた?』
『・・・』
『やっぱ帰ってこないんかなぁ?』
『・・・うん。多分』
『最近は?』
『メールもこない、、』
『そっか、、。』
でものっちのことだから、
仕事が忙しいだけで、浮気とかは心配ないじゃろw
『だぁ〜いじょぶよw』
と、あ〜ちゃんは笑ってくれた。
『うん、ありがと。』
きっと私は誰かに
“大丈夫だよ”
って言ってほしかったんだと思う。
だってほら、
その証拠に
ちょっと気持ちが軽くなった気がする。
最終更新:2009年08月01日 21:22