「のっちーお昼食べよっ」
ゆかちゃんの声に重い瞼をあげ…れはしない
のっち眠いんです。できればこのまま寝ていたいんです
「のっちー!!」
「はい!起きます!」
電撃ビビビの自己紹介から早いものでもう1ヶ月
このクラスになって1ヶ月もたつ
それなのに、西脇さんとはまだ1度も話したことがない
「ゆかちゃん…西脇さん今日もかわいいね」
「…そんなに思ってるなら話せばいいじゃん」
「ダメ!なんか緊張しちゃって恥ずかしくって…ダメダメ!」
両手で顔を覆っていやいやってしてみたら、ゆかちゃんがため息ついた。あれ?これ愛らしくない?
「あ〜ちゃんものっちと話したいって言ってたんだけどなー」
「嘘!」
「うそ♪」
こいつ…!
「でも多分気にしてるよのっちのこと」
「マジで!なんで!」
「そりゃ、自分のことあからさまに避けてる人いたら気になるでしょ誰だって」
「ああ…そういう意味でね…」
「うん。てか下手したら嫌われてると思っちゃうんじゃない?」
「え」
「だって考えてもみんさい。1ヶ月もたつのに目も合わせてくれないクラスメートって、そうはいないでしょ」
「あ」
「皆で話しててもあ〜ちゃんが来るとのっちトイレとかって逃げちゃうし」
「…」
「そんなんじゃ逆にあ〜ちゃんに嫌われちゃうかもよ?」
「やだ!それだけはやだ!」
「でしょ?だったらどうにかしんさいや」
「どうにかって言ったって…」
どうしたらいいん?だって本当なんか恥ずかしいんだもん。西脇さんの顔見ると照れちゃうって言うか…かわいいんだもん
「とりあえず、西脇さんじゃなくてあ〜ちゃんって呼んでみたら?」
「あ、あ〜ちゃん…?」
「そう、あ〜ちゃん」
「あ〜ちゃん!」
「始めの第一歩だよ。」
「そだね…よし!頑張ってみる!あ〜ちゃん!」
「そうそうその調子」
「あ〜ちゃん…あ〜ちゃん、あ〜ちゃん!」
「うるさい」
言わせといてからに!!
つづく
最終更新:2009年08月01日 22:15