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ライブが終わったあと、あ〜ちゃんに家に来てもらった。
二人でソファーに座り、他愛も無い話をする。
穏やかな空気が流れる。
あ〜ちゃん、伝えるからさ、ちゃんと聞いてくれるよね?


「あ〜ちゃん。」
「んー?どうしたの?」
「私さ、ずっと一人ぼっちだって思ってたんだ。」
「…のっち?」
「でもさ、そんなの勘違いだった。本当はずっと一人じゃなくてさ。いつも、あ〜ちゃんとゆかちゃんに支えられてたんだって。ありがとね、あ〜ちゃん。」
「ううん。あ〜ちゃんもいつも助けられてるもん。」
「ねぇ、あ〜ちゃん。…前にさ、私の側に居てくれるって言ってたよね?」
「うん。」
「私もずっと、あ〜ちゃんの側にいるよ。いつだって、あ〜ちゃんの事守りたい。いつだって、あ〜ちゃんの存在に安心してたいんだ。」
「のっち…。」
「君の存在が大切なんだよ。だって、君は私がこの世で初めて愛した人で、この世で一番愛してる人だから。」
「…のっち、あ〜ちゃんも好きだよ。」




言い終えた頃にあ〜ちゃんは泣いていて、そんな君を抱き締める。
「やっと、言えたね。」
「…うん。」
「ごめんね、私がずっと遠回りばっかしてたからさ。」
「ううん。遠回りしたから見えてきた事だっていっぱいあるでしょ?これで良かったんだよ。」
「うん。そうだね。あ〜ちゃん、大好きだよ。」
「あ〜ちゃんも好き。」


私達の近距離恋愛は遠回りばかり。でも、私達はお互い臆病だからそれで丁度良いんだよね。
きっと、これから必死で想い合って、傷付け合う事があると思う。でも、私達はまた、想い合うよ。
近くに居るからこそ、見えなくなってしまう事があって、その度にすれ違うかもしれないけどさ。私達には無限に未来があると思うんだ。
だって、君の存在は私の中でもう消す事の出来ない存在だから。君もきっと、そうでしょ?
私達の近距離恋愛はこれからもずっと続くんだよ。






おしまい





最終更新:2009年08月01日 22:27