アットウィキロゴ
side-K

「あ、もしもし!あ〜ちゃん?ゆかだよ!あのさぁ、長い事連絡せんでゴメンね!時差が気になっちゃって・・・」

そうだ。前にお昼頃電話をかけた時、あっちは真夜中で、寝てたあ〜ちゃんを電話で叩き起こしてしまって以来まったく電話してなかったんだ。


「ゆかちゃん!?マジで!!時差なんて気にせんでよかったのにぃ〜・・・」
「気になるよ!最後に電話した時あ〜ちゃん寝ぼけてたじゃんw」
「あ〜、あれは仕方ない!こっちは朝の3時だったけぇ。」
「げっw そんな早かったのかぁ・・・ ゴメンね。」
「まぁ、昔の話じゃけ!てゆーかさぁ、明日とか暇だったりする?」
「うん。なんもないよ!もしかして今忙しい?明日かけ直そうか?」
「ホントはサプライズで急に行くつもりだったんじゃけど・・・」
「?」
「実はあ〜ちゃんもう日本にいるんよ。明日の朝一番で広島帰る。」
「へっ!?」
「いや、まさかこのタイミングでゆかちゃんから電話が来るとは思わんかった・・・」
「えっ!?どーゆーこと?一時帰国?てゆーか今どこよ!?」
「成田空港の近くのホテルに泊まっとる。一時帰国じゃなくてもうホントに帰国じゃよ。」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・」
「あー、もうバレちゃったんなら仕方ないなぁ!明日もう空港から直接ゆかちゃん家行くわ!」
「それは全然ウェルカムだけどさ、ちゃあぽんとかお母さんとかとゆっくり話せんでいいの?」
「お母さんもお父さんもちゃあぽんもたかしげも話せばわかってくれる!
 んで今ゆかちゃんとのっち同居してんだよね?ってか同棲?」
「まぁね。今のっち横にいるけどかわろっか?」
「や、のっちは後でええよ。住所知らないんじゃけどどうしよっか?」
「あぁ、じゃあ空港に迎えにいくよ。何時?」
「8時30分。のっち起きれないかもw」
「大丈夫。今目覚まし3つも枕元にあんのよ!ホントにいっつも起こすのはゆかなのに・・・」
「相変わらずみたいでよかったわw」
「そだ、今日初雪降ったんよ。それであ〜ちゃんに電話してみよっかってなったの。」
「あ〜、懐かしいわぁ・・・ そういえば異国の人サイズの傘買って来たんよ!3人入れる!」
「おぉ!!明日見せて!」
「もちろん!話したい事はいっぱいあるんじゃけど・・・キリないから明日!」
「はいはーい。ほんじゃぁね♪」
「じゃねー♪」

がちゃん。

あ、のっちにかわるの忘れたw



side-N

「ちょっ!ゆかちゃん、のっちにかわるって言ったじゃん!」
「ゴメン・・・ ちょっと衝撃的すぎて忘れちゃったわ・・・」
「え、なになに!?」
「あ〜ちゃん今日日本に帰って来たみたい・・・」
「へっ!?」
「明日の朝イチ広島帰ってくるって!」
「おぉぉぉ!!!!」
「明日の朝お迎え行くから7時には起きなきゃだよ♪」
「お、おぅ・・・」
「あ〜ちゃんに会えるのにその態度は何かな?チクっちゃうよw」
「ダメ!それダメ!!」
「まぁウソだけどね♪」
「はぁ、助かったぁ・・・ (いろんな意味で)さすがのっちの嫁だわ。」

かわいい笑顔で時々とんでもないこと言いよる・・・
あ〜ちゃんにチクられたら敵わんわw
でも、あ〜ちゃんに会えるんだね。空港で見送った日以来顔見れてないもんね。
久しぶりにフルーツパーティーかな。
なんて思ってたらゆかちゃんがこっちを向いてなんだか嬉しそうな顔をしてる。


「のっちぃ、さっきあ〜ちゃんに初雪降ったって言ったら通じた。」
「おぉ。さすがあ〜ちゃんじゃね。てゆーかあ〜ちゃんがいなきゃ今こうなってないもんね。」
「そーだよ。やっぱあ〜ちゃんはうちらの天使じゃ。」
「だねー。」

あ〜ちゃん、ホントに感謝してるんだよ。
お礼言わなきゃって思ったときにはもう外国に行っちゃってたから言えなかったけど。
なんとなくタイミング逃し続けちゃったけど、明日はちゃんと言わなきゃなぁ・・・


「ゆかちゃん。」
「・・・」
「ゆかちゃん?」

すー。

ありゃ。寝ちゃってるよ。
瞬間芸だな、こりゃ。

起こさないように慎重にお姫様だっこでベッドに運ぶ。
明日早いんだもんね。まぁゆかちゃんはそんなに心配しなくてもちゃんと起きれるだろーけど。
寝顔かわいいよなぁ。安らかってゆーのかな?見てるだけで幸せ。
寝返りをうって乱れた髪を直してあげると、満足そうに笑ったような気がした。


あー、のっちもそろそろ寝なきゃ。


遠足の前の日の小学生みたいなわくわくを心の中に閉じ込めて目を閉じた。



4.5 Wednesday for Thursday  おしまい





最終更新:2009年08月01日 22:35