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あ〜ちゃんの手の平が思ったより冷たくて、のっちは覚醒した。
唇を合わせながらずるずるとソファに押し倒した。あ〜ちゃん本当はこういうの好きじゃない。
でものっちは、好きだからたまにわがままする。
ねえ、ってあ〜ちゃんがのっちのことを呼ぶんだけど、手の平の冷たさとその甘い声のギャップがどうにも噛み合わない。
それから一日中歩いてたせいか、今日のあ〜ちゃんは少し汗のにおいを含んでる。
大きく深呼吸をすると、それがわかる。髪に鼻先を埋めながら、胸に手をのばしつつ、深呼吸。
頭皮のにおいがこれで堪んなかったりする。
ちょっと前まではふわふわの髪だったけれど、最近は違う。
あ〜ちゃんは大人になって、どんどんきれいになっていく。かなしくないよ。
あ、ってあ〜ちゃんはなにか気付いたような、そんな喘ぎ声もらして反応しだす。
のっちの舌先は、あ〜ちゃんの頬を辿り、鼻に食らいつき、唇を堪能して、喉元を噛み砕こうとする。
だめ、いたい。あ〜ちゃんの声は懇願するようだ。手の平はもう温かい。でももう歯型ついちったよ。

歯型が残ってるのを確認しながら、のっちの指は忙しなく動く。
あ、とかう、とかってあ〜ちゃんは途切れることなく声をもらす。
そうさせてんのはのっちだから、こんなとき自分は楽器を奏でてる気分になる。
ずいぶんな妄想だけど、そうなる。
でものっちが指を突っ込んでるあ〜ちゃんのそこは、あ〜ちゃんだから可愛く見えるわけで、結構パンチの利いてる感じだ。
自分のなんか、見てもらんないね。あ〜ちゃんに触らせるなんて以っての外だね。
でも触ってもらったらそれはそれで気持ちいいけどね。
声が聞きたくってさ、濡れてくんのが見たくってさ、最終的にイってくれればもう最高なわけ。
とか言いつつ、自分のふがいなさを呪うけどイけなかった時も、結構好き。
なんか持て余して、着地点が見えなくなってまごつくあ〜ちゃん可愛いもん。
まだ壊れないでよ、ってにやりと笑うとあ〜ちゃんはまるで挑戦的な眼差しでこっちを見てきた。
笑ってる。あ〜ちゃんもいっつもすぐ赤くなって、憎まれ口叩くだけじゃないんだね。余裕出てきたの?
のっちそれは少しかなしいなあ。でも、そそるねえ。負けるつもりないよ。




end





最終更新:2009年08月01日 22:54