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 「やぁ…のっち、エッチじゃ……はぁ…ん」
 すごく甘い声だね。のっちは大好きだよ。
 耳元に、首筋に、優しくキスしながらちょっとずつ服を脱がしていく。
 「恥ずかしい…のっち…」
 すごく恥ずかしそうに呟く。顔も首も、見えるところが真っ赤になっててすごくかわいい。
 あ~ちゃんと体を重ねるのは初めてじゃない。何回も何回も重ねた。
 でもあ~ちゃんはこういう事に慣れることなんてなくて、毎回初々しい反応を返してくれる。


 あたしはそんなあ~ちゃんがすごく愛しくて、ぎゅっと体を抱きしめる。
 「好きだよ、あ~ちゃん…」羽のように優しい口付けを。
 「ん…あ~ちゃんも、好き…」
 見る者全てを魅了してしまう、天使のような笑顔であたしに応えてくれる。

 あ~ちゃんは天使だ。あたしにとって。
 いつもそばにいて、笑いかけてくれる。あたしを導いてくれる。
 あ~ちゃんは、あたしの大切な人。


 「あ~ちゃん、好き…」
 少しはだけた服の裾から手を差し入れる。
 「あっ、のっちっ…!」
 緊張をほぐすように、でももっとその気になるように優しく揉んであげると、
 あ~ちゃんは恥ずかしそうに、控え目にだけどあたしに応えてくれた。
 「…はぁ…ん……のっちぃ…っ…」
 甘い、腰砕けになりそうな声であたしを呼ぶ。
 「のっち、キス…して」
 「うん…」
 あ~ちゃんの唇にあたしの唇を重ねる。
 「ぅん……ん」
 好き勝手動くあたしの舌に応えようと、睫毛を震わせながら真っ赤な顔で舌を絡ませる。
 「ん…ふ…ぅん…ぁっ、ぅんん!………はぁぅ…」
 フッと、あ~ちゃんの体から力が抜ける。
 トサリ、とあ~ちゃんはベッドに横たわった。まさか。
 「あ~ちゃん、もしかして…イっちゃった?」
 あっ、こんな聞き方したらあ~ちゃん絶対怒るじゃんか!バカだのっち…
 でも、あ~ちゃんの反応はあたしの予想をはるかに裏切った。

 「んはぁ…のっちぃ…」
 とろん、とした瞳であたしを見つめて、頷いた。
 いつものキラキラした天使のような瞳は、情欲に侵されたように淫らな光を放っていた。
 今日はいつもより感度がいいな…なんて思いながらあ~ちゃんを見つめる。
 甘い吐息と恍惚とした顔に、あたしまで蕩けてしまいそうだ。息が荒くなってしまう。
 「のっちぃ…もっと…もっと…あ~ちゃんに触ってぇ…」
 …あたしの天使は、砂糖のように甘い声で、淫魔のように淫らにあたしを求めた…


 「あぁ…あっ、はぁ…んっ」
 ふわふわの髪を揺らしながら、あたしの耳元で甘い声と吐息を紡ぐ。
 頭がクラクラする…
 あ~ちゃんの声が甘すぎて、頭の中が熱くて溶けてしまいそうだ。
 「はぁ、はぁ…あ~ちゃん…っ」
 「やぁっ、のっちっ…そこ、だめぇっ…」
 いつもなら手を緩めるところだけど、今日は無理…みたい。
 あたし自身が、もっともっとってあ~ちゃんを求めている。
 「あっあっ…のっち、…やぁ…っ」
 「ごめん、あ~ちゃん。のっち…止められん」
 この言葉を紡ぐのが精一杯だった。
 あ~ちゃんにもっと奥まで触れたくて、甘い声が聞きたくて、やらしい顔が見たくて。
 あたしは手も舌も休めずにあ~ちゃんを責め立てていく。

 「あはぁ…のっち……ああぁ…はぁ」
 あたしの暴走はあ~ちゃんには刺激が強すぎたみたいだ。
 「あ~ちゃん、よだれ垂れてる…」
 言いながら舌であ~ちゃんのよだれを舐め取っていく。
 そのままあ~ちゃんの唇にあたしの唇を重ねてキスをする。
 その間も手は緩めない。あ~ちゃんの気持ちいいところを執拗に責める。
 「んあぁ…んん、んふぅ…」 

 あ~ちゃんは元々感度が良いけど、キスにはもっと弱い。
 その証拠に、キスした途端あ~ちゃんの中はすごくきつくなって、あたしを離さない。
 今日のあたしの責めは、いつもの優しい責めとは違って執拗だった。
 あ~ちゃんには刺激が強すぎて、すごくキツかっただろう。
 それでもあ~ちゃんが涙を流してもあたしを拒まなかったのは、
 あ~ちゃんがあたしを愛してくれているから。だから。
 あたしの愛しい天使さん、今楽にしてあげるからね。


 指で気持ちいいところをピンポイントに責めながらも、キスでもあ~ちゃんを責める。
 舌であ~ちゃんの歯列をなぞり、舌を絡ませて。
 あたしの気持ちを全てぶつける。
 「んんぅ…は…んん?!」
 息をする時間なんて与えない。少し苦しそうにあたしの肩をトントン叩く。
 でもあたしが与える刺激に翻弄されて、肩を叩いてた腕はあたしの首に回される。
 「愛してるよ、あ~ちゃん。誰にも渡さない」
 耳元でそう紡いで、あたしはあ~ちゃんの舌を絡めて強めに吸った。
 「んん!…ぁぁっ、は…ああっ!!!」
 あたしの天使は、あたしの腕の中で果てた。


 あ~ちゃんのふわふわの髪を撫でながら柔らかな頬に口付ける。
 あ~ちゃんの寝顔は本当に天使さんみたいだね。
 涙の跡を舐め取ってあげる。少ししょっぱいけどそれさえも愛しい。

 あ~ちゃんは優しく抱かれるのが好きだ。
 お伽話のお姫様のように優しくキスされるのが、抱きしめられるのが。
 エッチな事は少し苦手みたいだけど、あたしが求めると応えてくれる。
 傷ついた心を癒してくれるような笑顔で、声で、あたしを呼んでくれる。
 あ~ちゃんはあたしを愛してくれている。
 あたしもあ~ちゃんを愛している。幸せだ。

 でも、あたしには…






最終更新:2008年10月11日 01:43