夏休みも早いもんでもう中盤戦に突入です。
この2週間、夏季講習やらなんやらで忙しくて全然遊べなかったけど今日は違う……
なんてったって今日は花火大会だからだー!
「ゆかちゃんゆかちゃん!ベビカスベビカス!」
「ゆか唐揚げ買ってくる」
あ〜楽しいなー。夜店ってなんでこんなにもわくわくするんだろ!あと何食べよっかな。
焼鳥とフランクフルトとかき氷と…りんご飴は外せないぜ☆
「ヨーヨー釣りしよ!ヨーヨー!」
「…こういうのにあ〜ちゃん誘えばいいと思うんだけどなー」
「む、無理だよ」
「なんでよ?」
「だって…2人でとか何話せばいいか分からん」
あ〜ちゃんとは夏休みに入ってからも、よくメールはする。のっちも何回か遊びに誘おうと思ったんだけど…緊張するじゃん!無理だよ!
でもね?最近あ〜ちゃんからよくメールしてくれるようになったんだよ?本当だよ?
「あ〜ちゃんも今日来てるの?」
「あ、うん。友達と行くって言ってた」
「そっか。会えるといいね〜」
「本当に強くそう願っております」
「あっのっち…」
始まる。
ゆかちゃんの声が掻き消されて、代わりに空に爆発音が響いた。
何千発もの花火が咲いては散る。この花火、あ〜ちゃんも見てるんだよね?
もし一緒にこれてたら、キレイだねって笑ったのかな?泣いたのかな?
…さすがに泣かないか。花火ごときで。
「あーすごかったね最後のやつ!ドンビシャパラパラドンドンパラーみたいな!」
「ねーあれすごかった!ゆか息するの忘れそうになったもん!」
「のっちなんか口ポカーンで虫食べちゃったよ」
「何それ大丈夫?」
帰り道、興奮が収まらん!の勢いで2人ともしゃべるしゃべる。
いや、でもあれはすごいよ。地元の花火大会なめてた。ごめんなさい。
「あっゆかちゃん待って。ベビカス買ってくる!」
「またか!それ何個目よ?」
「3こめ♪」
好きなんです。ベビーカステラ。
近場のベビカス屋さんに並ぶ。最後だから奮発して1000円のやつ買っちゃおっかな、いやでもなーさすがに
「あれ?のっち!」
「ふぇ?」
声を掛けられて情けない声で返事した先には…我が愛しの……!!
「あああ〜ちゃん!」
「わーやっと会えた!のっちいるかなー?いるかなー?ってずっと捜しとったんよ」
「あ〜ちゃんだ!のっちもだよ!捜しとったよ!」
てかあ〜ちゃん、浴衣ですやん!これは鬼に金棒の原理ですね?そうなんですね?
あっおじさん1000円の一つ!
「久しぶりだねのっち。ふふ。」
「うん。元気だった?花火すごかったね!」
「元気だったよ。ねっ!最後のやつ見た?ドンビシャパラパラドンドンパラーって」
「見た見た!あんなんここで初めてみたよ」
「あ〜ちゃんも…ってもう行かなきゃ。またメールする!」
「あっまたのっちもする。」
「お願いね♪ほんじゃまたねー」
あ〜ちゃんが走ってった先に立ってたのは中田君で。
なんだろう、イラっとした。
つづく
最終更新:2009年08月22日 20:27