「ゆかちゃーんこっち来てー」
「ゆかちゃーんお菓子食べないの?」
「ゆかちゃん見て見て!これ超かわい、」
「もーうっさい!勉強せんならゆか帰る!」
「わーごめんなさい!帰んないでください!」
立ち上がったゆかちゃんの足に必死にしがみつく。帰らないで寂しいじゃない!
今日はうまいこと家に連れ込むことに成功したのに、みすみす返してなんかやるもんですか!
「のっちが勉強しよって言ったんでしょ?ちゃんとしようよ。」
「うんする。しますから帰らないで!」
必死の説得のかいあって、ゆかちゃんはまた腰をおろしてくれた。
あーよかった。このまま帰られたら意味ないからね。
「もー。だらだらする為に、ゆか呼ばれたの?」
「違います。はい。ごめんなさい…」
自分にできる最高潮のしょんぼり顔で少し俯く。
そんでゆかちゃんの服のはしっこをちょいっとつまむ。
「…疲れたの?」
キタ!優しいバージョンのゆかちゃんがキマシタヨ!
なんだかんだで、ゆかちゃんはのっちが好きなんだよね。へへ。
そんなゆかちゃんの母性本能をちょちょっとくすぐれば後は簡単。のっちの思い通りなり!
「うん疲れた…一緒に休憩しよ?」
「…ちょっとだけだよ…」
はい完璧!あーやっとだよ。やっとイチャイチャできるよ。
や、別に最初からイチャイチャが目的だったんじゃないよ?
勉強ついでにちょっと甘えられたら幸せだなーって考えただけだよ?
「わーいやったー。じゃ、失礼しまっす」
すぐさまゆかちゃんのお膝にゴー!膝って言うかふとももにゴー!
「ちょっとーこれじゃゆか休憩になんないじゃん」
「…だめ?」
「もぉ…のっち子供みたい」
頭を両手でくしゃくしゃってなでてくれる。目が合うとふふって笑って。
ほら、やっぱゆかちゃんのっちが好きだ。ゆかちゃんのっちも好きだよー。ふへ、ふへへ。
「…何ニヤニヤしてんの」
「ふへ、なんでもないよ」
「ちょっと休んだら勉強しようね?」
「うん、する。するからもうちょっといい?」
「しょうがないなー…甘えんぼ」
「…甘えんぼなのっちは嫌い?」
「好き♪」
「だよねー♪」
好きだなんて照れんじゃーん!このこの!
「でもそろそろしんどいからどいて」
「イデ!」
いつも容赦ないよね最後!
つづく
最終更新:2009年08月22日 20:35