K-side 1/2
あなたを初めて見たのはいつだったっけ?
毎日、知らない間に自然と顔合わせてたかも。
初めて見た時は
ムスッとしていて、いかにも近寄らないでオーラみたいのがでてた。
なのにびっくりだ。
『あの…』
あなたから話しかけてくるなんて。
相当な勇気が必要だったと思う。
だって知らない人に、しかも電車で声をかけるなんてそう簡単にできることじゃない。
だから帰りの電車で見かけた時、その勇気を無駄にしちゃいけないと思って、ゆかからも話しかけたんだ。
k-side 2/2
それから毎日、電車の中であなたに会うのが楽しみになっていた。
学校以外で新しく友達になったのがあなたが初めてだったからすごい嬉しかったし、特別なとこもあったのかもしれない。
少ない時間だったけど、一緒にいる時間はすごく楽しかった。
そして毎週のように遊んだ。
気がついたら、学校の友達よりも仲良くなっていてびっくりした。
なんでだろう?
うそ。
わからない訳じゃない。
'友達'とは違う感情。
それがゆかの中で生まれたんだ。
映画に誘ってくれたあの日。
あなたは私を'好き'だって言ってくれた。
どこまであなたは素直なの。
ゆかはそんなに素直になれない。
でもあなたは告白してくれた途端、逃げるように走っていってしまったんだ。
ねぇ、なんで?
ゆかまだ何も
言ってないよ…
でも、すぐ返事できなかった。
走っていくあなたを引き止められなかった。
それはね。
あなたと同じ感情を持ってしまった子がもう1人いるからなんだ。
もうどうすればいいのかわからない…
どうしたらいいの?
ねぇ。のっち…
○つづく○
最終更新:2009年08月22日 21:25