「いっけぇぇぇええええ!」
「のっち振りすぎ振りすぎ!」
「まっだまだぁぁぁあああ!」
「ふはっ、あほじゃ。」
バーテンダーでもこんな必死にシェイカー振らんだろうってほどに振っております!ちゃぷちゃぷいっております!
ただ今バター作り体験の真っ最中です。修学旅行1日目にして初の行事がバター作りだとは、夢にも思いませんでした。
「もういいんじゃない?ゆかちゃんのどんな感じ?」
「んー、まぁまぁって感じ。あ〜ちゃんのは?」
「あ〜ちゃんのもまぁまぁ。のっちは…」
「………完璧です!」
やったよ。腕筋使いまくりで振ったかいがあったよ。
キレイに真ん丸くなってるー!真ん丸かわいい!
フタをパカッと開けて2人に見せる。ほら、どう?見事なまでの真ん丸でしょ?
「わっホンマじゃすごい。キレイにできたねーのっち!」
「ゆかのと交換してよ。はい。」
「やだよ。これはのっちがおいしくいただくんだから!」
用意されてたクラッカーにべっちょりつけて…いただきまーす!
………ん?
「どう?」
「……ん」
「どうなんよ」
「あんふぁほぉいひくなふぃ」
「え?何?」
「あんふぁほぉいひゴホゴホゴホ!」
「わっ、のっちきたない!」
やばい。いっぱい飛ばしちゃった。口いっぱいに頬張るんじゃなかった。水水!
「ゴクゴク……はぁ〜。あんまおいしくなかったよ」
「えー?」
うん、なんだろ。なんかおいしくない。
あ〜ちゃんがクラッカーにドバっとつけて口に運んだ。
ああ、あ〜ちゃん。おいしくないって言ってんのにぃ。
あっゆかちゃんまで。
「わぁホンマじゃあ…」
「なんだろ、すっごい牛乳くさいね」
「ゆかちゃん、のっちのもあげる」
「いらん」
「いえいえあげますよ、遠慮なさらず」
「結構です。ほら、ゆかののっちにあげる。」
「いやいや結構…」
「あーんして♪」
あーん♪だと!?
そんなスペシャルな笑顔つきのゆかちゃんのあーん…いただきますよ。
他に選択肢があって?
「う〜…なんか気持ち悪い」
「ちょっと食べさせすぎちゃったかな?ごめんねのっち。」
「そんな、あ〜ちゃん。謝らんで。」
あの後まさかのあ〜ちゃんからのあーん♪攻撃も加わって、しかも周りの女子たちも参加しだして…。
結局のっちが3人分+αのバター完食しました。
お腹気持ち悪い…この先8年はバターいらんなこりゃ。
…それにしても、ウハウハでしたな。ふふ。
どさくさに紛れて指舐めてやったよ。ふふ。
「ごめんねのっち。でも楽しんでたでしょ?」
「な、何を言いますかゆかちゃん!」
「楽しんでた?」
「や、なんでもないよあ〜ちゃん!」
つづく
最終更新:2009年08月22日 21:48