アットウィキロゴ
朝起きて同じ部屋に、隣に愛しい人がいる幸せ。

こんなにも胸を焦がす人はきみだけだよ、ゆかちゃん。


黒く艶やかな髪。
そっ、と指でとかすとひっかかる事なく最後までサラサラと流れていく。


K『ん……。』

あ、起こした…?

注意深く彼女を見守ればうっすらと瞳が開いていく。

N『ごめん、起こして。』
K『にゃ…?』


にゃ?!
可愛すぎるんですけど……っ!

なんて寝起きからテンションあがってたら彼女がもそもそ身を寄せてきた。

N『ん?ん?!』


見る間にすっぽり腕の中におさまる黒い子猫。

そんな形容がぴったり、いやそれ以上の可愛さで目が眩む。

ちょっと、ちょっと!?

……あぁ、もうっ!



N『ゆかちゃんごめん。』

謝りながら私の手は迷う事なく彼女の服の下へと滑り込んだ。

その小さな胸を手の平で包む。
優しく力を込め反応を伺いながら揉んで、さすって……。

K『ひゃぁ…っ、あん。』
寝ぼけた頭は与えられる刺激に反応するので精一杯のようで、いつもより遠慮なく漏れ出す声が私を溺れさせた。

ちょっとした悪戯のつもりだったけどそんな声出されたら……、ねぇ?

体を起こし、彼女を仰向けに覆いかぶさりながらパジャマをたくしあげる。

あらわになったそれを躊躇なく口に含む。

K『あっ、んん…っ、あん。』

彼女はまだ寝ぼけてるのか抵抗らしい抵抗もないまま行為は進められていく。

体を起こし彼女のはいている下着ごとパジャマの下をずりおろす。


あぁ……。私変態だな…。

頭によぎる自責の念も、彼女の淫らな姿に簡単に掻き消される。

膝を持って少し足を立て開かせる。
間に入り彼女にいまさらなおはようのキスをひとつ。

少し濡れた入口を指先で確かめる。

そのまま迷いなく指を沈めていく。

K『ひ、ぁっ!!』

あまり濡れていないせいで摩擦が思ったよりも大きい。

あんまり激しくすると……。

K『ちょっとっ!?』

あれこれ考えてた私を現実に引き戻したのは、
夢から覚めたゆかちゃんだった。



N『あ、ごめん、今動かすから。』
K『ばかっ、違うっっ!!何してんのって言いたいの!』

ん??何って……。

K『ごめん、何も言わないで。』

私が言いかけたその瞬間、両手で口を塞がれた。

………鋭いなぁ、ゆかちゃん。

ニヤニヤしながら彼女を見つめていると、

K『そんな顔してたらわかるっつーの。』

呆れた口調がいつもの彼女らしさを感じさせた。


N『おはよ。』
K『おはよ、じゃないわよっ。どいてっ。』
N『いいの?』
K『いいの?じゃないっ!いいに決まってるでしょ!』


クチュ。

指先を少し動かしてみる。

K『っ……。』

眉間に少しのシワがよる。

N『痛い……?』
K『ど、い、てっ!』


素直じゃないなぁ…。

彼女の視線の高さにあった私の視線を胸元にそらし、体を下げていく。

K『ち、ちょっ!んんっ!!』

彼女の言葉を無視して唇でそれを刺激する。

舌を出して舐めて見せると、頭上で荒い息遣いが聞こえてきた。

なんだ感じてんじゃん。


K『の、…ち。』

チュッ
ピチャ…。

わざと音を立て固くなったそれを刺激する。

その度に体がびくびく奮え、甘い息遣いとかすれた声が頭上に降り注ぐ。

K『も、…っ。あんっ。や、だっ。』

嘘つき。

きみの中の摩擦も薄れて来てんのに。

N『なんか感じやすくない?』

唇を彼女の唇に重ね意地悪く囁いてやる。

キスは拒まず無言でいるきみ。

N『……寝起きって感度上がるって本当なんだね?』
K『!!』


あぁ、顔真っ赤になっちゃったよ。

嘘つけないねぇ。

彼女の中に沈めた指はそのままに、何か言いかけたその唇に口づけを落とす。

絡む舌と舌。
何度味わってもなれる事のない熱さ。
舌で彼女の口内を犯す。

K『んん……。』

私の舌でいっぱいにされて発声もままならない彼女に欲情していく私。

名残惜しみながら口づけをやめ、耳たぶを噛み舌を耳の中へと侵入させていく。



K『んっ!!』

激しくびくつく体。

N『愛してる。』
K『ずる…いっ。』

ずるいのはきみだよ。
こんなに私を溺れさせて……。

N『責任取ってね?』
K『??』

彼女の足を持ち座り直し、深く深く指を沈め込んだ。
K『ひゃっ。』

彼女の濡れた最奥へと到達する指先。

グチュ
クチュッ、グ…チュッ

K『の、っ!あぁっっ!』

ゆっくり大きく指を、いつの間にかぬめりを増したそこに沈める。

K『や、っやぁ…っ!』

皮膚と粘膜が擦れて卑猥な音が上がる。

グチュ


指を動かす度私の心臓も強く早く刻み出す。

ドキッドキッ。

初めてキスした時みたいに高鳴る鼓動。


どれだけ虜にしたら気がすむの、ゆかちゃん?

K『の…っち??』

ゆかちゃんの不思議そうな声。

N『え?……えっ?!』
K『……なんで泣いてるの?』

いつの間にか泣いてる自分に驚いた。

N『わ、かんない…。』

自覚した途端ボロボロ涙が溢れて来た。

N『あ、あれっ?!何これ……。』

K『……。ばか。』
N『え?って、うわっっ。』

強く引き寄せられバランスを崩し彼女の上に全体重でのしかかる私。

N『あ、ご、ごめんっ。って?!』

慌てて起き上がろうとする私をギュッ!と抱きしめて放さないゆかちゃん。

K『じっとしててっ。』

強めな口調。
言葉とはうらはらに彼女の手が私の頭を優しく撫でる。

幸せすぎて涙が止まらない。

彼女にしがみつき大きく息を吸い込んだ。










………。

どれくらいかな?
私が落ち着くまで何も言わずただ抱きしめてくれていたゆかちゃん。

頭を撫でる優しい手が、重なる心音が心地よくて、

なんだか照れ臭くなった。

K『……落ち着いた?』
N『はい……。』
K『照れてるぅ〜。』
N『うっ、うるさいなぁ。』
K『ふふ、可愛かったぁ、泣いてるのっち。』

あぁ、もう。
降参。

好きすぎてまいっちゃうよね。

N『ゆかちゃん、ごめん寝起きに。』

K『いまさら?』

クスクス笑いながら嬉しそうに私をペチペチ叩いている。

N『うん、ごめん。……起きて朝ご飯にしようね。』

体を起こして立ち上がろうとする私をじっと見つめるきみ。

N『なに?』

重なる視線を反らし躊躇う唇が小さく動く。

K『……。』
N『何??』

小さすぎるつぶやきを聞き取るため身を乗り出すと、彼女がまたこちらを見た。

K『……。』

薄められた潤んだ瞳が私を捕らえる。

その顔ヤバイ……。

目を反らせず彼女を凝視していると舌先が動いた。

無意識に目で追ってしまう。

ヤバイ、ヤバイッ。

頭で警告音が鳴り響く。

いっこうに目は反らせず固唾をのむ私。


一瞬チロリと覗いたそれは唇をゆっくりなぞり、口内へと消えた。



ゴクリ……。
無意識に喉がなる。


K『もっと………、して?』

言い終わると同時に私は彼女を引き寄せキスをした。


(続く)





最終更新:2009年08月22日 23:08