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あー、緊張するな。
やっぱ無理言って、ゆかちゃんと同じ一年生にすれば良かったな。
そうすれば、勉強も簡単だし。


なんて考えてたら、ドアがガラリと開く。
「大本さん、入ってきて。」

教室に入ると、みんなの視線が一気に集まる。
「じゃあ、自己紹介お願いします。」

「は、初めまして。の、の、のっちれす。
 あ、じゃなくて、大本彩乃れす。
好きな食べ物はカレーでしゅ。
よ、よろしくお願いします。」


かなりまばらにおこる拍手。
みんなから送られる冷ややかな目線。


…最悪だよ。
やっちゃったよ。
噛みまくりに赤ちゃん言葉。
のっちの高校生活は終わったよ。
イジメられて終わるよ、きっと。
卒業するまで変な子扱いだ。


「せ、席は真ん中の右から3番目ね。」
先生も何かフォローしてくれればいいのに。
席まで行こうとしたら、躓いて思い切りずっこけた。

みんなの顔は俯いてるから分かんないけど、確実に変な目で見られてるのは確か。

本当に高校生活、終わったかもしんない…。


あー、早くゆかちゃんに会いたい…。





最終更新:2009年09月03日 20:16