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後悔に押し潰されて一睡も出来なかった。
ずっと、不安だったんだ。
永遠にあ〜ちゃんを愛す事が出来るものなのか。永遠にあ〜ちゃんは私を愛してくれるのか。
あ〜ちゃんの事はもちろん愛してるよ。
じゃあ、なんで樫野さんが気になったの?
そんなの分からないよ。自分が何を考えてるのかさえわからないんだもん。
でも、なんとなく分かっているのは多分私は樫野さんの事は愛してはいない。
だったら、樫野さんとの関係を切って、今すぐあ〜ちゃんを安心させるべきだよね。
そうだよ。もうこんな事は止めにしよう。



放課後、いつものように樫野さんは現れた。
私に抱き付いてキスをしようとする。
けど、今日はしないよ。
「…樫野さん、もう止めよう。」
「なんで?」
「なんでって…私達は付き合ってる訳じゃないんだよ。」
「そうだよ。でも、そんな事関係ないでしょ?」
「関係あるよ!」





「まぁ、そうだよね…。先生には付き合ってる人がいるもんね。」
「え?…知ってたの…?」
「うん。これは浮気になるから止めたいんでしょ?
…別れてくれると思ったのに。」
「…私は別れる気なんてないよ。」
「そっか。…じゃ、いいや。」
「…ごめん。」
「別に謝らなくていいよ。
…そうだ。ずっと昔、先生の家の近くの公園での事覚えてる?」
「え…?」
「まぁ、いいや。じゃね、先生。」
そう言って樫野さんは帰って行ってしまった。
公園での事って?
確かに、私の実家の近くには公園がある。昔ってことはその公園でいいんだよね?
なんで樫野さんがそれを知っているの?
もしかして、過去に私は樫野さんと会った事あるの?




……っ!
思い出した。多分、あれだ。もうずっと、ずっと昔の事だ。
私は過去に樫野さんと会った事があるんだ。




つづく







最終更新:2009年09月03日 20:59