n-side
中はいろっか?そう言った彼女に手を引かれ部屋に入る。久しぶりの匂いに少し顔がニヤけた。
「のっち!とりあえずお風呂沸いてるから身体温めてきな!はいこれ着替え!」テキパキとお風呂道具を用意し、私に手渡す。
「ふはは。ありがと♪んじゃお言葉に甘えて」
k-side
さて…どうしようこの状況。勢いでこんなことになっちゃったけど…
んー本当にいいんかな?やり直して…
でも、2人ならやってけるよね?
うん。のっちとなら…うん。
なんて自問自答してるうちに自然と笑顔の自分に気がつく
何か久しぶりに心から笑った気がする。やっぱのっちだ。
あなたのこと考えてるだけで、こんな幸せな気持ちになれる
今さら余計なこと考えてるんじゃないよゆか!
どんなことがあっても大丈夫だよ。だってゆかの王子様だもん。さっきだって凄いかっこよかったし
いつもはヘタレだけどさ…
ふふ♪いいこと思い付いた!
寒い中ずっと待ってた王子様にご褒美あーげよ
n-side
〜♪
やばいなー。何がやばいって?そらあれですよ奥さん
のっちの腕の中で「のっち好きだよぉ…」とか言ってた彼女ですよ。
あれ反則でしょ?もう思い出しただけで鼻歌やら鼻血やらが止まらない…
って!そんな事言ってる場合じゃないや
のっち達って、これでやり直せたんだよね?そうだよね?
これからどーすんだろ。一緒に居れない期間が長すぎてよく分かんない…。
湯船に顔つけてブクブクして考えてみる…
ガラガラ
「え!のっち!?なにしとん?」
「え…っ。なに?え?ゆかちゃんこそなにしとん?」
脱衣場に繋がるドアを見るとそこには…生まれたままの姿のゆかちゃん。
ちょ…これは刺激的…思わず両手で顔を隠しちゃったよ。勿論、指の隙間は確保したんだけどね
「のっち…顔真っ赤だし指の隙間から見てんのバレバレだし…」
「いや、あの、こ、れは…」
k-side
しどろもどろになったハの字眉毛を放置して身体を流して湯船につかる
向かい合う形になって座ると大きな目が揺れたのがわかった
「ふふ♪ビックリした?」
「そらしますよ。だって突然入ってくるんだもん…」
「いや、ゆかだってビックリしたよ!のっち顔半分つかってブクブクしてんだもんw」
「いやー恥ずかしい。まさか見られるとは…」
そう言って困ったように笑う彼女が愛しいのは何でだろうね?
「こうやって2人でお風呂入るのも久しぶりだね」
「ふふ。そうだねーなんか懐かしい」
あらら、ワクワクした表情が子犬みたい…久しぶりに意地悪したくなっちゃうじゃない
「ね!よくさこうやって、手繋いでさ…」
ゆっくりと、のっちの指とゆかの指を絡める
「それから…こうやってさ」
耳元で囁くと身体がビクッと跳ねる
固まったままの彼女にゆっくりと触れるだけの口付けをする
へへ♪いたずらっ子みたいに笑ってからのっちを見るといつものハの字眉で顔を真っ赤にして
「ズルいよ…」
なんて言うもんだから
「だって小悪魔だもん♪」
って言ってやった
バシャッ
湯船が跳ねると同時に重なる唇。吐息さえ漏らさないように…
最終更新:2009年10月22日 17:03