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「・・・ちゃん!!」
「お姉ちゃん!!」
呼ばれて目を開けるとそこにはちゃあぽん。

えっ?
えっ?なんで?
あれ?どうしてちゃあぽんがいるの?
のっちは?のっちはどこいったの?

「もー、なに寝てんのよ。荷造り終わってないじゃん」
えっ・・・。
あたし寝てたの?
あれ、全部夢だったの?

「怖い夢でも見てたの?お姉ちゃん泣いてるよ?」
ううん、怖い夢じゃないよ。
むしろ・・・

「幸せな夢だったんよ」
「じゃあ、なんで泣いてんのさ」
「幸せでも涙は出るもんなのよ」
「なんだそれ!?w」

やっぱ夢だったか。
だろうね。
上手くいきすぎだったもんw
あんな消え方していくらのっちでも、ひょっこり帰ってこないでしょ。

うん。
夢の中だけでものっちと会えて良かった。
夢の中だけでものっちをつかめてよかった。

もし現実にのっちをつかめた人がいるなら、それはあたしも憧れちゃうほどの素敵な人なんだろうな。

もう携帯も新しく買い換えるから。
もう明後日にはアパートも出るから。
もうあたしはいい加減に次に進むから。
もうのっちの事は待たないから。

じゃあね、バイバイ。

あーあ、結局あたしは最後までのっちをつかめない人でした。


— Fin —





最終更新:2009年10月22日 17:12