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ずっとずっと、言って欲しかったコトバ。やっとやっと、聞けたそのコトバ。
待ち望んでいたことなのに、準備はできていたはずなのに。答えは決まってるのに、すぐに応えられなくって。。
だってね、ここ数日で、ちょっと弱気になってたの。
あの日から、「わかった」て、のっちが言ったあの日から、のっち、まるで何事もなかったように、ゆかと接するから、、、、
のっちのこと、わかってたの、ゆかの勘違いだったのかなって、、、また、、、勘違いだったのかなって・・

それに、びっくりするじゃない!?
数日前まで、壁の真下で、うずくまっていたくせに、こんな短期間に、壁のてっぺんに飛び上がって
ゆかのとこまで、華麗にジャンプしてきて、ゆかの手を握って、大丈夫だよ?ってさ。

元カノとは、話するんじゃないかなって思った。
けどさ、社長のとこまでいっちゃうの!?お母さんとこまで、いっちゃったの!?

やっぱ、のっちってつかめない、予測不能。やっぱ、のっちって、やればできちゃうんだね。

すっごく、やさしくて、あったかくて、でっかい愛に、包み込まれたような気がした。


うん、大丈夫だ。



「うん、ゆかを、のっちの恋人にしてください」


抱きしめられていた腕に、ぎゅっと一瞬力が込められた。
ゆかたちが、恋人になった瞬間だった。

腕の力が緩められて、おっきな瞳で覗き込まれる。愛しいその、にやけ顔で
「あぁ、超幸せ」なんて言いながら、そっとキスしてくれた。

ゆかたちの、初めてのキス。

恋人としての、初めてのキス。


ふわっと、心が舞い上がった。のっちが、ゆかの手を引いて、空へと舞い飛んだ。
壁のてっぺん。足が離れた瞬間。。。。背中に、羽根が生えた気がした。
のっちの背中にいっこ、ゆかの背中にいっこ。

アンバランスだね?落っこちちゃうかもね?

でも、大丈夫な気がするよ。

小指と小指を繋いでいる、赤い絆がほどけないかぎり。。。






最終更新:2009年10月22日 18:19