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「で、結局何役にしたん?」
「生徒E」
「えー何それ。もっと主役級やりんさいよ」
「無理言わないでよぉ…のっちにはこれが限界っす。」

帰り道。小さい頃よく2人で遊んだ近所の公園に寄り道してみた。
あの頃はここの何もかもが自分よりデッカかったのに、今は。ほら見て。何あの鉄棒。低すぎでしょ。

「あ〜ちゃんは?」
「ピンク」
「おぉ!さすがあ〜ちゃんっ。それに比べてうちののっちときたら…」

ちょっと。なんですかその刺すような視線は!
ブランコに隣同士。座ったまま横揺れで体当たりを仕掛けてくるゆかちゃん。

「ゆ、ゆかちゃんなんて裏方じゃんか!」
「ちょっと。裏方バカにしたらいけんよ?大事な仕事なんじゃけえ」
「いやバカになんてしてないよ。してないけども、おわ!」
「二人こぎしよー」

唐突!
のっちが座ってる後ろに立って立ちこぎを開始したゆかちゃんにされるがまま、のっちも足をプラプラ揺らす。
て、あれ、あれれ。痛い!ブランコ低すぎで足超すってる!痛い痛い!

「ゆかちゃんゆかちゃん!足すってる!のっち足!」
「上げときなよ」
「あそっか。じゃあお任せします」
「はーいっ」

ぐんぐんスピードをあげるゆかちゃん。おお、このスリル久々!
…て言うかこの体制…のっちの頭がちょうどフィット…いやいやいやいやいや!邪念を捨てろのっち。童心を取り戻せ!無邪気だったあの頃に敬意を!!

「きゃはー!すごい高い!のっち飛べ!」
「無茶言わないで!ゆかちゃんこぎすぎこぎすぎ!降ろしてー!」
「飛んで!お願い飛べ!」
「無理無理むりー!」


つづく





最終更新:2009年10月22日 20:53