SIDE-K
(*ero)
あ〜ちゃんが裸になってベッドの上に戻ってきたから、その膝の上に跨がった。
少し前にも同じような体勢になっていたけど、服を着ていないというだけでいやらしさが増す。
なめらかな肌を重ねたら、それだけでゆかは十分感じる。
「ゆかちゃん…綺麗」
「ふふっ、あ〜ちゃんも綺麗よ」
ゆかたちは微笑みあって、どちらともなく唇を重ねた。そして啄むようなキスを何度も何度も繰り返した。
「ん…はぁっ、」
「…ぁ、…」
キスをする度にお互いの胸の先端が触れ合い、甘い刺激となって思わず切ない声が出る。
あ〜ちゃんがその間もずっと腰のあたりを撫で回すから、一層身体の奥が疼いていた。
「あ…」
そう言ってあ〜ちゃんがいきなりキスをするのを止めたかと思うと、また意地悪な顔になった。
意地悪な顔になるとき、少しだけ頬が赤くなるのはあ〜ちゃんらしくて。
ほんとは恥ずかしいんでしょ、あ〜ちゃん?
そのことを知っていて、次の言葉を期待するゆかの方が意地悪なのかもしれないけど。
「何?」
「ゆかちゃんの…脚に垂れてきた」
あ〜ちゃんの言葉の意味を瞬時に理解して、また身体が疼いた。
きっとゆかも、あ〜ちゃん同様顔が赤くなってるに違いない。
「感じてくれとるん?」
「当たり前じゃろ…あ〜ちゃんとするの、キモチイイもん」
得意げにあ〜ちゃんが聞くから、悔しくなってわざと正直な気持ちを答えた。
あ〜ちゃんの顔がもっと赤くなるのを知ってるから。
「もう!」
あ〜ちゃんにそのまま抱きしめられて顔は確認できないけど、明らかにあ〜ちゃんの身体が熱いから間違いない。
ほんと、かわいい。
なんて油断していたら、さっきまで腰を撫でていた右手がそのままお尻を通ってゆかの一番熱いところに触れた。
「ひゃっ、ぁん!」
「いやらしい子にはお仕置きじゃ」
ぐっとあ〜ちゃんは手を伸ばして、ゆかの濡れている部分の少し上にある突起を弾く。
それと同時に身体中に快感が走り、声が洩れた。
「ゃ、っ、はぁ!…んっ」
「ここ、コリコリしとる」
「あ、あっ、ゃん」
あ〜ちゃんの細い指がゆかのそこを上下左右に擦ったり、強く押したり、摘んでみたりして忙しなく動き、
ゆかはただあ〜ちゃんの肩に顔を乗せ、その動きに合わせて喘ぎ声を出すしか出来ない。
「…っ、はっ、あん、ぁ、あぁ」
「あーもうぐちょぐちょ」
右耳でいやらしい水音を聞きながら左耳ではあ〜ちゃんの声を聞く。
あ〜ちゃんもゆかと同じように右耳で水音を聞き、左耳でゆかの鳴き声を聞いてるんだと思うと余計に身体から溢れるのがわかった。
「ふぁ、っん、ぁん」
「ゆかちゃん、ちょっと腰上げて」
言われるがままに腰を上げると、あ〜ちゃんの指がゆっくりとゆかの中に入ってくるのがわかった。
「…凄く熱い。」
普段聞く声より少し低い声で囁かれると、鼓動が高まる。
あ〜ちゃんの指を締め付けているのが自分でもわかった。
なのに、一向にあ〜ちゃんの指が動き出す気配がない。
「ねぇ…自分で動いて」
さっきと同じ低い声。
「ゆかちゃんが動いてくれたら、動かしてあげる」
今のゆかは、あ〜ちゃんの意地悪な言葉に逆らう術を知らないから。
自分の欲望に正直に、あ〜ちゃんの指が内壁を擦るように腰を動かす。
「ぁん、、は、っん」
「なんかゆかちゃんの腰、ヤバイんじゃけど…」
「っ、あ、ぁちゃ…ん、は、やくっ、あんっ!」
「ふふっ…わかっとるよ」
「ぁ、ふぁ…んっ!」
次の瞬間、身体が小さく跳ねた。
あ〜ちゃんの指がゆかの弱いトコを力強く擦ったから。
だけど執拗にそこを責められながら、腰の動きを止めることはできない。
もっと、もっと、ってゆかの本能がそうさせる。
「ゃ、もぅ、あっ!」
「ゆかちゃん、好き…」
「は、っ、ぁ…ちゃ…んっ!!」
そう言ってあ〜ちゃんがさらに激しく指を動かすとすぐに、ゆかは限界に達してしまった。
「せっかくお風呂入ったのにこんなベトベトじゃあ、もう一回入らんと…」
「確かに…」
ゆかがあ〜ちゃんの膝の上から退くと、そこは確かにゆかのせいでグチャグチャになっていた。
ついさっきの行為を思い出して、また疼く。
「まぁ…ゆかちゃんが満足してくれたんならええんよ?」
あ〜ちゃんは髪をまとめていたシュシュを外しながら、いつもの笑顔で微笑んでいる。
ゆか、満足…してるのかな?
しばらくシてなかった分だけ、まだ物足りない気がする。
「先にお風呂入らしてもら…」
「ね!あ〜ちゃん、入るなら一緒に入ろ!」
「嫌」
「なんで」
「絶対何かするじゃろ」
「しないよ」
「ほんとに?」
「神様に誓って、しない!」
「じゃあ…ええよ」
やっと許可を出してくれたあ〜ちゃんを背に一人ほくそ笑む。
やっぱり天使は神様という言葉に弱いね。
ゆか?
ゆかは小悪魔だからさ。
神様に誓ったことなんて守るわけないじゃん。
つづく
最終更新:2009年10月22日 21:30