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—ウィンナーみたいだね

そう言って、彼女は笑った。
ま、確かに。のっちの指はやぼったいですよ。


それに比べ、ゆかちゃんの指は
細くて長くて、とてもキレイだ。


—でも、好きだな、のっちの指

のっちのほうが、好きだよ。

大きすぎる手を気にはしていたみたいだけれど
いやいや、のっちは、すっげー好き、その大きな手も、
キレイな、指、も。


頭を撫でてくれる感覚
頬を撫でてくれる感覚

全身を駆け巡る、指先。


熱くて愛しく、一瞬で溶けてしまう。


そのどれを思い返しても、
すぐに、胸の奥が、ぐわっと熱く苦しくなって、、、
とんでもない、幸福を連れてきてくれる。。。ちっさなセツナサを道連れに。



でもね?


なにより、好きなのは


手を繋いだ時に絡み合う

あの、指先の感覚。


のっちの心臓まで、がんじがらめにしちゃうほど
あの感覚は、ヤバイ。


毒だよ、毒。


あれは、甘い甘い毒の鎖、だ。



絡みあう指先で、ココロ囚われたのは

紛れもない、事実。




あぁ、、でも、やっぱ、、、キライ。

だって、その指先で
のっちのココロがんじがらめにしておいて

簡単に手放しちゃうんだもん。


熱いイタイ、、愛しさだけ
これでもかってくらい、刻みつけて。。。


1度だけ、ぶたれたことあったっけ?

真っ赤な、痕が


この頬に残って、、しばらくとれなかった。


その5本の痕に、触れた時


大袈裟なんかじゃなく


この運命からは、逃れらんないって


そう、気付かされたんだ。


うん、ごめん


やっぱ、好き。


大好き、だよ。






最終更新:2009年10月22日 21:34