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 (side.K)

 「「のっち…覚悟してね」」
甘い声で囁いて。のっちの首筋にキスを落とす。
 「んっ」
ピクンッとのっちの体が反応する。のっちが愛しくて愛しくてたまらない。

 「ゆかちゃんの女神様みたいな微笑みも、甘い声も、指先が切れそうな綺麗な髪も、
  少し意地悪なところも、たまに厳しいところも…全部全部好き!大好き!!」

のっちの気持ちが、言葉が嬉しくて。
あたしはやっぱりのっちが好きで、愛しているんだと思い知らされる。
のっちじゃなきゃイヤ。のっちがいない世界なんて考えられないの。
狂おしいまでに愛おしいこの気持ちを、あたしの唇で、舌で、手で、体で…
全て伝えたい。のっちの心に、体に、全て注ぎ込みたい。

 「のっち…好きよ…」
 「…ゆか、ちゃん…」
のっちの首筋に優しく、でも激しく唇を落として。
 「っ…はぁう…」
のっちの体から力が抜けていく。
拘束していた腕を緩めて、体に触れてみる。
無駄な肉がない、引き締まったのっちの体はすごく柔らかい。
服を脱がせたもののどうしていいのかわからない…という表情をしていたあ〜ちゃんも、
あたしがのっちの体に触れ始めると、恐る恐る…のっちに触れ始めた。
 「柔らかい…」
あ〜ちゃんからすれば、すごい緊張でドキドキなのだろう。あたしもドキドキだ。
 「…んっ…はぁ…」
普段責める側が責められるのはすごく恥ずかしいんだろうな…。
のっちは恥ずかしそうに、小さく熱い溜息をついた。もっと聞きたい…。



空いている片手でのっちのブラをはずす。
 「っ…ゃっ…」
恥ずかしいんだろう、のっちは腕で胸を隠そうとする。可愛いけど…
 「だめよ、のっち」
 「あっ、…んっ!」
のっちの耳に舌を這わして、甘噛みする。
 「隠しちゃダメ」
 「っ…でもっ…恥ずかしいよ…っ」
 「我慢しなきゃ。マイナス要素がなかったらおしおきにならないでしょ?」
 「うっ…」
本当に悪いことをしたと反省しているのか、あまり強くは言えないみたいだ。
少しの間悩む表情を見せたけど、観念したのかそろそろと腕を下ろした。
 「っ…」
 「いい子ね、のっち」
のっちに触れていた手で胸に触れる。
すごく大きいわけじゃないけど、ハリと弾力があって…。癖になりそう…。
 「はぁ…ん…」
可愛い、のっち…顔を真っ赤にしてあたしの愛撫を感じている。

ふと視線を上げると、あ〜ちゃんがあたしの手を…いや、のっちの胸をじっと見ている。
顔は触れたそうなのに、何か躊躇っているように見える。恥ずかしいんだろうな。
 「ほら、あ〜ちゃん」
 「あっ」
空いている手であ〜ちゃんの手を掴むと、のっちの胸に触れさせる。
顔を真っ赤にして、でもしっかりとのっちの胸を揉んでいた。
 「んはぁ…あ〜ちゃ、ん…」
 「のっち…あ〜ちゃんが気持ちよくしてあげる…」
あ〜ちゃんの手の動きはすごく優しい。
気のせいかのっちがあたしの時より気持ちよさそうに見えて。
なんか悔しくなってあたしは手の動きを大胆にした。
のっちの胸を少し強めに揉んで、痛いくらいに立った先端をキュッと摘まんでみる。
 「んあっ!」
ビクンッとのっちが反応して、あたしはしてやったりな気持ちになった。
それを見ていたあ〜ちゃんも、キュッと先端摘まんで。
 「っんんっ!」
 「…面白い…」
あ〜ちゃんがボソッと呟いた。
あ〜ちゃん、のっちはおもちゃじゃないんよ?…って、自分も言えないか。

あたしとあ〜ちゃんは顔を見合わせると、のっちの胸の先端に唇を寄せる。
 「ん…」
 「あっ、はぁ…っん…っ」
のっちの反応が嬉しくて、あたしは舌をもっと動かして。
舌を這わせて、口に含んで、舌で先端を押して、吸ってみたり、甘噛みしたり…。
 「ゃっ…噛んじゃ、だめぇ…っ」
噛んじゃだめぇ…って…。そんな甘い声で言われても…。
でもそう言うってことは、もっとやってって事だよね。じゃあ…もっとやってあげるね。
 「っ、ゆか、ちゃ…ぁん…!」
背筋がゾクゾクする。のっちの甘い声が、顔が今まで見たことのないもので。
欲情に溺れた瞳も、腰が砕けるような甘い声も…ずっと隠してたなんて。
もっと知りたい。のっちの全てを。もっと感じたい。のっちを。

それにしても、まだ胸しか触ってないのに…。感度良かったんだね、のっち。
のっちの先端を口に含みながら色々考えてしまう。
不思議なことが一つ。…何で甘いんだろう。
特に何か味がするわけじゃないのに、のっちの体はすごく甘くて。
ずっとずっと舌を這わせていたい…。………そう言えば。


あたしはのっちから体を離して。バックを探す。
 「ふぇ…?」
いきなり止んだ刺激にトロンとしながら首を傾げるのっちと、
 「どうしたん…?ゆかちゃん」
こちらもトロンとしながらあたしを見ているあ〜ちゃん。
 「ん〜…確かここら辺に〜……あった!」
ごそごそとあたしのバックから取り出したのは、チョコレイト。
チョコレートじゃないんよ。チョコレイトよ。
目的のものを見つけ出して、あたしは二人のもとに戻る。
 「なぁに?それ?」
あ〜ちゃんが興味深げに聞いてくる。
 「…」
何か嫌な予感がするのか、何も喋らないのっち。
 「これは、チョコレイトよ」
 「チョコって…今食べるの?」
 「食べるには食べるんだけど…食べ方に工夫を凝らそうかと」
 「…」
何かを感じ取ったのか、のっちの顔が引き攣っている。
 「工夫?何?どんな?」
あ〜ちゃんがキラキラした瞳で聞いてくる。
 「う〜んとね…」
顔を上げてのっちを見つめて。
 「のっち、横になって」
最上級の笑顔で。イヤとは言わせないよ、のっち。
 「っ…はい…」
あたしの心を読み取ったのか素直なのっち。よくわかってるじゃない。

チョコレイトの封をあける。
 「うわ」
かなり溶けている。そりゃこんな暑い中鞄の中にあったら溶けるよね。
でも好都合。あたしがやりたいことはチョコが溶けてないと出来ないから。
 「ふふ…のっち、覚悟してね」
割ったチョコを少しずつのっちの体の上に置いていく。
 「つめたっ…いやあったかい?」
チョコは普通冷たいものだけど溶けてるからね。
のっちの体の上の溶けたチョコが、のっちの体温でもっと溶けていく。
体温は上がっていたから、結構速い。
 「あぁ!わかった!」
やっとあたしのやりたいことにあ〜ちゃんも気づいてくれたようで。
 「うう…恥ずかしいよぅ…」
とっくに気づいていたのっちは軽く泣きそうだ。
 「それじゃあ…」
二人で顔を見合せて。
 「せ〜のっ」
 「「いっただっきま〜す!」」






最終更新:2008年10月11日 15:39