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  • Side N-


どんな風に笑ってたっけ?

どんな風に触れていたっけ?



彼女が私のもとを去り、しばらくの時間がすぎた。

長すぎるような短すぎるような、
ただ、感覚が麻痺する孤独と言う名の自由が私を支配するだけ。

離れたくないってすがりつけば良かった?
でも私は君が思う程……。



〜〜♪
携帯が思考を遮るようにメールの着信を告げる。
見なくても誰かは音色でわかる。

ホッとすると同時に少し苛立つ。

ライブに呼ばれて以来、明らかに狙われてる私。


すっぱり切れないのは多分、独りになりたくないから。

自分にもこの人にも、ゆかちゃんにも失礼な話。


でも私はそんなに……。

余計な事をまた考え込み始めそうになって我にかえる。

メールを開くと食事の誘い。


大丈夫ですよ。

と、簡潔な文章を迷わず送信。

私はこんな事してる暇はないはず。


なのに、動けないのは時間が起ちすぎたから?

こんな事なら……。


ため息を付きベッドに潜り込む。


あなたと私、どうしようもない。
それはきっとあたし自身。
助けてなんていえない。
目を閉じて眠りにつく。


(続く)




最終更新:2009年10月22日 21:45