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 (side.N)

恥ずかしい。恥ずかしすぎる。
おしおきだから仕方ないんだけど。
二人に胸を揉まれた揚句、チョコレイトプレイって…。
今まで生きてきた中で、一番恥ずかしい。もうお嫁に行けないよ…っ!

体に塗られたチョコレイトを二人に舐められながら、またしょうもない事を考えていた。
今すぐにでも逃げ出してしまいたいけれど、これはのっちに対するおしおきだから。
二人に隠し事をした報いをちゃんと受けなきゃいけない。だけど…

 (…やっぱり恥ずかしいよぅ…っ!)
舌が這うたびにピクンッと反応してしまう自分の体。
二人を抱くことはあっても、抱かれるのは初めてで。
今まで感じたことのない刺激に、少し戸惑ってしまう。
 (で、も…ちょっと気持ちいい、かも…。……ん…?)

 「はぁ…ん…どう、したの?…あ〜、ちゃん…」
あ〜ちゃんがふと顔を上げて、何かを考え込んでいる。何だろう…?
あ〜ちゃんは答えてくれない。ただ物欲しそうな顔で、あたしの唇をじっと見つめている。
相変わらずゆかちゃんの舌は動いているから、体は反応してしまって。
少し頭の中をポワッとさせながらも、あ〜ちゃんを見つめ返した。
そんなにじっと見つめられたら恥ずかしいな…と思っていたら。
あ〜ちゃんの顔が近づいてきて唇を重ねられた。
 (…甘っ!)
すごく甘い。あ〜ちゃん自身の甘さに、チョコレイトの甘さがプラスされている。
胸焼けしそうな程甘いけど…あ〜ちゃんの唇の柔らかさに虜になってしまう。
 「ん…のっち…」
可愛すぎるよ、あ〜ちゃん…。
 「んふ…あ〜ちゃん、甘い…ね」
 「…はぁ…のっちだって…甘い、よ」

もっとあ〜ちゃんの唇に触れたくて、また唇を重ねる。
舌を絡ませて、歯列をなぞって、吸ったり、唾液を交換したり…。
つい夢中になって、あ〜ちゃんの気持ちいいところばかり責めてしまった。
あたしが気づいた時には、あ〜ちゃんはもうイく一歩手前で。
 (あっ!)
一つの考えが浮かぶ。
あ〜ちゃんがイったらそう簡単には戻らないし…あ〜ちゃんに責められるのは防げるかも!
そう思って。あ〜ちゃんをイかせるために舌を駆使する。
 (よし、もうすぐ!)
もうあ〜ちゃんが落ちるのは時間の問題だった。なのに。


 「んあっ!?」
体がビクンッと反応する。思いもよらないところからの刺激。
びっくりして目を向けると。そこには……閻魔様がいた。
…ヤバイ。これはかなりヤバイ。
ジーンズ越しに、ゆかちゃんの手があたしの大事なところに触れているのもヤバイけど。
何よりもゆかちゃんの顔が、オーラが…ヤバイっ!!
 「のっち…?」
 「っは、はいぃぃ」
怒ってるっ!かなり怒ってる!
 「何あ〜ちゃんをイかせちゃおうとしてるのかな?」
 「い、いや、あの…」
バレてる!?あたしの計画バレてるよ!!
 「ちゃんとおしおきだってわかってる…?」
 「わかってる!いや、わかってます!」
それはもうっ、身に染みて理解してますっ!
 「まったく…」
…ゆかちゃん怖いよ〜…。

あたしを叱っていたかと思うと、今度は矛先があ〜ちゃんに向かった。
 「あ〜ちゃんもだめじゃない。おしおきしてるのはゆか達なんだから」
 「あう…ごめん…」
あ〜ちゃん謝らせてごめんね。原因を作ったのはあたしなのに…。

 「もう…。あ〜ちゃんにもおしおき!」
え…?あ〜ちゃんに?と思った時には、遅かった。
あ〜ちゃんの唇はすでにゆかちゃんに奪われていて。
 「ああぁぁっ!!」
あああ…あ〜ちゃんの唇がぁっ!唇がぁっ!!
口をポカーンと開けたまま呆然としてしまう。
あ〜ちゃんの唇…あたしのあ〜ちゃんの唇が…。

呆けているあたしを余所に、ゆかちゃんはどんどんキスを深くしていく。
 「ん…ふ…んう」
 「…はぁ…んんっ」
うわ…これは…エロいっ…。
自分の目の前で、自分の愛しい美少女達が、深くキスをして、舌を絡ませている…。
めったに見られるものじゃない。
 (これは呆けてる場合じゃないよねっ!)
じっくりと美少女二人のキスを目に焼き付ける。
 (…二人とも、すごくエロいよ…。…ゆかちゃん、深すぎ…)
ゆかちゃんの強引で激しい、深いキスは、あ〜ちゃんの意識をすぐに奪ってしまう。
 (もう持たないだろうな…あ〜ちゃんの顔、とろけちゃってるもん…)
そしてゆかちゃんがとどめとばかりに舌を強く吸い上げると。
あ〜ちゃんはビクンッと大きく体を震わせて、荒い息を吐きながらゆかちゃんに凭れかかった。

(あ〜ちゃん、イっちゃたんだ…。…でも…かなり良いもの見たかも…)
一生に一度見れるか見れないか、なものを見れてあたしはかなりドキドキしていた。
 (役得役得…ん?)
いつの間にか、ゆかちゃんがあたしを笑顔で見つめている。
 「のっち…?かなり良いものみれたでしょ?」
 「う、うん!」
正直に認めてしまった。だって…ドキドキだもん。
 「ふふ…じゃあ、のっち…」
 「?」
女神様と淫魔が合わさったような美しく妖艶な笑みで。
 「次は…のっちの番、よ…」

ゆかちゃんはあたしに、そう告げた…。






最終更新:2008年10月12日 15:16