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Side N
一ヶ月ぶりにゆかちゃんが遊びに来てくれて
明日、休みだから泊まっていくって…
あたし、さっき聞いたんだけど?

まぁ、あたしも別に用はないし、問題ないけど
どちらかというと、問題なのは今の状況だったりして…

ゆかちゃんにベットを使って貰って、あたしはソファーで寝ようと思ってたのに
「のっちも一緒」
って言って、ベットの中に引っ張り込まれた訳でして…

でも、何をするわけでもなく、ゆかちゃんは直ぐに寝てしまった
いっぱいしゃべたから疲れたかな?

こっちを向いて眠る、ゆかちゃんの顔をそっと覗き込む
寝顔は、少し幼い感じだね
まだ19だしなwあたしと4つ違うのか?

心臓病か…
小さい頃から、色々我慢してきたんだろうなぁ…
恋だって、まともに出来なかったのかなぁ?
そう思ったら、ちょっと切なくなって

「良く、がんばったね…」
寝ているその頬を指でそっと撫でると

微かに口が開いたと思ったら
『そういうのは、起きてる時にしてあげなよ』
すぅっと目が開いてそう言った



「ぃw」
この感じ、まさか
「あ〜ちゃん?」
一応、小声で聞いてみると、ニヘwっと笑うあ〜ちゃん
やっぱりwホントにひょっこりキタw

「まだ、居てくれたんだw」
『そりゃ、ゆかちゃんの心臓だし』
「でも、そのうち居なくなるんでしょ?」
『何、居ないほうが良いの?』
「ぃやwそうじゃなくてさぁ」
『分かってるってw』
もー、相変わらず、あたしのことからかうの好きだねぇ

「あ、ねぇ。あ〜ちゃんに相談なんだけどさ…」
『え、何?ゆかちゃんに惚れたって?』
ドキィッ!

「…な、何を仰るんですか綾香さん」
『え、違うの?』
な、なかなか鋭いトコ突いてるけど…

「そりゃ、可愛いし、好きは好きだと思うんだけどね。あ〜ちゃんの時と少し違う感じで…」
ん〜、何て言えばいいんだろ?
「ただ、守ってあげたいな…って」

『ふ〜ん…』
あれ、なんか怒った?
「あ〜、ちゃん?」
『…あたしん時はなんだったわけ?』

あ〜ちゃんの時?ん〜、そんなの…
「必死すぎて憶えてない」
『…あ、そ』
あ〜ちゃん、呆れてるぅ…

「あ、でも、ずっと一緒にいたいなって思ってたw」
『……あほぅ』



ぅはwコレ懐かしい〜
あ〜ちゃん照れると、いっつもアホとかバカって言ってくるんだよねw

久しぶりで、ニヤニヤしてると
『と、とにかく、好きなんでしょ?』
「あ〜ちゃんのこと?」
『ばw違う!今はゆかちゃんでしょっ』
まったくもう、なんて言いながら、ちょっと焦ってるあ〜ちゃんも懐かしい…w

「あ、うんうんw」
『だったら、そう言えば良いじゃん。守りたいって』
そうは言いますけど
「…あ〜ちゃん知ってるでしょ?のっちのヘタレっぷり」
『うんw知ってる。でも、最後にビシッとキメてくれる、カッコイイのっちも知ってるよ?』


なんだよ。あ〜ちゃんデレかよぅ…照れるじゃんw

『…もぅ、照れてないでぇ〜、ちゃんと言うんだよ?』
「はい、がんばりますw」
『ん、よし。じゃあね…』
ゆかちゃんの大きな手を小さくヒラヒラ振って、そっと目を閉じるあ〜ちゃん
また、眠ってるゆかちゃんの顔
ちゃんと言えるかなぁ…

「何もしないより、やって後悔したほうがマシ」
って、よくあ〜ちゃんが言ってたっけ

なんか、結局またあ〜ちゃんに助けて貰ってる気が…
…ま、いっかぁw


—つづく—






最終更新:2009年10月22日 22:52