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期せずして、人の目を惹き付ける容姿。

掴み所がないくせに、

どこまで走っても、逃げられない。

眩いほどの彩りの変化。

少しでも目を離すとすぐに色を変えて

もうさっきとは別人みたい…

雲を押し流す激しさは私の呼吸を乱して

酔わされて、満たされる。

あなたの腕の中、ふとそんなことを思った。


その果てしない広さは、心の広さそのもので

そのうちどれくらいが私のものなんだろう

思考も理性も、生命ですら

ほんの一言で簡単に奪い去る


「…ゆか…ちゃん、…っ…愛して…る、よ…」

遠く近く雷鳴のように

胸を震わせる濡れた声


今夜も私は、

あなたに包まれて、

一瞬の光になって、弾けて消える。



「太陽」次第で変わるその表情。

晴れ、曇り、雨…

一生、「太陽」に振り回される運命。

でも、夜は私だけのあなた
私だけを見て

私だけを求めて

私だけを、愛して…?

あなたを深く飲み込んで

私に溺れるあなたが見たい
どうかどうか…


神に祈る気持ちであなたを見上げて

届くわけないとわかっているのに

それでも手を伸ばさずにはいられない


夜明けと共に生まれ変わる二人

昨日愛したあなたを懐かしく想いながら

昨日とはまた違う色のあなたに

私は何度でも恋をするの
fin.






最終更新:2009年11月01日 03:52