Kside
『またね』と投げたボールは
壁にぶつかり
床に並べられてる
いつ跳ね返ってくるのか
明日かもしれない
永遠に…
その時が来ないかもしれない
『話し掛けてあげて下さい』
なんとも無情な言葉だろう
返ってこない言葉を待ち続け
延々と投げ続ける
だから
のっちとベッドの上で
言葉の要らない語らいを始めた
甘美な時間
反応すれば反応が返ってくる
これ、これだ
あ〜ちゃんからは
1年もの間返ってきてない
さて今日も
のっちの家に直行する
Nside
「ただいま」
「おかえり」
玄関で言い合う二人
いつものこと
靴を脱ぎ
服を脱ぎ
全てをさらけ出し
ベッドへ向かう
さぁ今日も語らいましょう
「のっちお風呂は?」
「あと」
「ん、あとね」
抱きしめた柔らかさは
いつも通り
「のっ、ち…ちめたい」
クスクスと笑いながら
身をよじる
そりゃさっきまで外に居たんだ
ゆかちゃんもでしょ?
背中に当たる手が冷たい
「すぐ熱くなるよ」
「んっ…もう、熱いよ?」
うん熱いね
私も熱いよ
舌を絡める
指に愛液を絡める
思考を空中に二人絡める
カラメルカラメル
「お腹空いた」
「んぁっ…あ、ゆか…を食べ…るん?」
うん先にゆかちゃん
それからご飯にしよう
声が頭に響く
あぁ心地好い
さぁて
連れて行きましょう
食卓へ…
もちろんメインは
ゆかちゃんで
最終更新:2009年11月01日 03:54