「あ〜ちゃんは天使。」
「あ〜ちゃんかわいい。」
「あ〜ちゃん大好き。」
≪ ループ ≫
仕事が終わってお家に着いて一息つく。
今日も1日お疲れ様。
がんばったよね。
普通に笑えてたよね。
きっと、今日も誰にも気付かれなかったよね?
いつまでこんなこと続けていくんだろう。
本当は辛い。
本当は笑顔なんかつくれない。
本当は…。
気付かなければ良かった。
自分の気持ちになんて。
そうしたらきっと毎日楽しかった。
きっと心から笑えてた。
きっと…。
「…のっち。」
ひとりになるとどうしても考えてしまう。
何をしていても頭の片隅に、
心の片隅に彼女のことを感じてしまう。
気付かないうちに涙がこぼれていた。
「あ〜〜〜、やめやめ!」
両手で頬をぱちんとして、
自分に渇をいれる。
お風呂に入ろう。
それでキレイさっぱり流してしまおう。
無意識にこぼれる涙も、
あなたへの想いも。
シャワーは心地よい温度であたしの体を温めてくれる。
でも…。
やっぱり思うようにはいかないよね。
いつも、いつでも考えるのはあなたのこと。
『あ〜ちゃんは天使。』
それってどういう意味なん?
聞きたい。
『あ〜ちゃんかわいい。』
誰にでも言ってるんじゃろ?
確かめたい。
『あ〜ちゃん大好き。』
きっと、あ〜ちゃんの方がのっちのこと好きよ。
言いたい。
あなたの言葉はどこまでが本当?
どこまで信じていいの?
いつかこのループから抜け出せるのかな?
「…自分次第。」
そうだよね。
うん、明日こそ。
≪ END ≫
最終更新:2009年11月11日 04:03