ドクン…
「ムニムニしてる〜」
ドクンドクン…
「あ〜ちゃんの手冷たい?」
ドクンドクンドクン…
「うわ、耳あっつい」
ドドドドドドクンドクンドクンドクンドクンド
「くちびる」
「あぁぁああああ〜ちゃん!!!」
「へ?」
「ストップ!!」
勢いよくバンザイしたら、腕やら顔やらに張り付いてたあ〜ちゃんがはがれた。
…なんてこったー!なんてこっとをすっるんだー!
あ〜ちゃん!あ〜ちゃん!もう、あ〜ちゃ、
「なんそれ?バンザーイっ」
「!!!!」
両手上げて完全無防備ノーマークな脇腹をあ〜ちゃんがガッチリホールド。そう、ホールドンミー!
「ダ!や!あ!あ〜ちゃ!」
「んふふふっ。何言っとるんかわっけわっから〜んっ」
のっちの脇の下でケラケラ子供みたいに笑ってる。
あ〜ちゃん、そんな場合じゃないってばあ〜ちゃん。
ああもうのっちは…のっちは…てかのっちの心臓は…ああ!
どうしようもう…もう!
「…離れて!」
しぼり出した声に反応してケラケラ声がピタっとやんだ。
聞こえるのはまた、電灯がパチパチいってる音と自分の呼吸音。それに加えてドックンドックンいってる心音。
のっちの脇腹に抱き着いたままあ〜ちゃんはピクリとも動かない…あれ?なんか、あれ?
もしかしてのっち、やっちゃった?きつく言い過ぎ、
「…ごめんなさい」
すっと離れてったあ〜ちゃんから、いつも天真爛漫で明るいあ〜ちゃんから、想像もつかない聞いたこともない声が聞こえた。
あれ、やばい、のっち、やばい!これ完全にやっちゃってる!
つづく
最終更新:2009年12月09日 13:49