Side A
今朝、自分の部屋から見送ったあなたと、またスタジオで顔を合わせる
少しだけ落ち着かない自分がいた
それから、今夜のことを考えるとソワソワしている自分も…
あなたと視線が合えば、自然と鼓動は速くなる
あたし、今までこんなだったっけ?
気にしてなかったな…
夜になって、あなたに電話を掛ける
『もしもし?』
「あ、のっち」
昨日は、すぐそこで聞こえた声が、今日は電話越し
ちょっとだけ淋しいけど、このくらいがちょうど良いのかもしれない
Side N
今日も、キミからのおやすみ電話
いつもより少し長電話
と言っても、おもに話してるのはキミ
あたしはそれに相槌を打ちながら、会話をしていく
そういえば、昨日は何か言いたそうだったけど…
今もなんだかそんな感じで、時々会話が途切れる
「あ〜ちゃぁん…」
『ぅん?』
「もしかして、何か言いたいことある?」
『ぇ…』
何度か途切れた後、思い切って聞いてみた
「あ、いやw気のせいなら別に良いんじゃけどw」
『…』
て、あれ?どうして黙っちゃうの?
「あ〜ちゃん?」
『…うん、、あの、ね?』
「なに?」
『ずっと…』
「うん」
『好きだったの…』
「ん?」
『のっちのこと、好きなんよ』
好き???
ん?なに?好きってなんだ?
キミの言葉に、あたしの頭の中はパニック状態。心拍数が半端ない
ぃや、だって、「好き」にも色々種類があるわけで…
「あたしも、好きじゃよ?」
キミの好きが何なのかも解らないまま
あたしは自分の「好き」を伝えてしまった
『ホンマに?』
「う、うんw」
『そっかwのっちも一緒なんじゃ?』
「そう、みたい?」
キミの好きは、あたしと同じなの?
『ふふw嬉しぃ…じゃ、おやすみ…』
「お、おやすみぃ」
切られる電話
携帯を持つ手が、ストンとベットに落ちた
どっちにしても
キミに好きなんて言われて…
このまま寝れる訳ないでしょ?
Side A
膝に乗せながら弄っていた枕を、込み上げてきた嬉しさでギュッと抱きしめる
そしてそのままベットにコロンと横になる
ちゃんと言えた…
「のっちも好き、なんだってw」
また嬉しくて、今度は足をジタバタ
なんだか嘘みたい…
どうしよ?
さっきからドキドキが止まらないし、顔も緩みっぱなし
あなたにおやすみと言ったけど…
テンションがおかしくて
今日、眠れるかなぁ?
<おやすみの後だけど>
最終更新:2009年12月12日 20:07