アットウィキロゴ
Side A
「なんか、二人とも眠そうじゃね?」

あなたと二人で欠伸をしてたら、ゆかちゃんにそう言われた
で、思わずあなたの方を見たら視線が合っちゃって、ちょっと照れ笑いw

結局、昨日眠れたのは日付が今日に変わって、だいぶ時間が経ってからだった
あなたの好きという言葉を何度も反復していたら、なかなか寝れなかったの
意外と単純でしょ?

あなたが欠伸をしてるのは?
もしも、あたしと同じ理由なら嬉しいな…

Side N
昨日は案の定、すぐになんて眠れなくて…
キミに好きと言われて、素直に嬉しい自分と、やっぱり実際キミがどんな意味で言ったのか、それを考えてモヤモヤとしてる自分がいる

さっき、目が合った時も、ハニカムキミにどんな顔を返したら良いのか分からず、曖昧な笑顔になっちゃったし…
それに、なんだか無邪気なキミに、ぎこちなくなったり…



今夜
ちゃんとおやすみって、言えるかな?



Side A
珍しく、あなたから掛かってきたおやすみ電話
ちょっとだけ嬉しくなって、ちょっとだけビックリした
そして、あなたがしてきた、ちょっと不思議な質問

『昨日の、好き、って…どういう意味?』
「どうって??好きは好きじゃろ?」

他に意味なんてあたっけ?

『その…友達として…?』
「んー、違うよ?」
『じ、じゃあ、こ、恋人とし、て?』
「恋人??」

『あっ、ご、ごめん!今の、なし…そんなわけ、ないよね…』

電話のむこうで、わたわたしてるあなた

恋人として??
……あ
そっか、そういうことね?w
そうだよね?あたしの『好き』って、そういう関係になるってことだよね?
全然、考えてなかったよw

「のっち、ごめんね?」
『ぇ、ぃやぁ、ええんよw別に気にしとらんけぇw』
「恋人として、好きなんよ?」
『そ、そうだよ…ね?…て、へ?』
「ふふw」

ちゃんと伝えなかったあたしが悪いね?
だって、他に好きの意味なんて考えてなかったから…

「言葉が足りんで、ごめんね?」

だから、今日なんだか、オドオドしてたの?
あたしの好きがどっちか判らなくて
あなたの中で、あたしの『好き』は宙ぶらりんになってたんだね

『ぇ、マジ?で?』
「ぅん、マジでw」
『…はぁ…』

今度はちゃんと、伝えたからね?

「ね」
『はい?』
「のっちの『好き』は?どっちだったん?」
『そりゃ、あ〜ちゃんと…同じ、だよ』
「同じじゃなくて、ちゃんと言ってくれんの?」

あなたの『好き』、聞きたいな…

『じゃ、じゃぁ…。その…今からそっち行っても良い?』
「え?」
『てか、もう下におるんけど…』

うそ?なんでなんで?


—後編へつづく—





最終更新:2009年12月24日 18:04