Side K
ずっと怖かった
誰かに傷痕を見せること
初めての彼は、触るどころか全く見てもくれなかった
だけどのっちは…
触れて舐めてキスして…
それだけで感じてしまうほど、想いを伝えてくれえる
「ゆかちゃん、気持ち良い?」
「ん、、」
今は二人とも何も着てなくて、お互いの肌が直に感じられる
男の人と違って、柔らかくてスベスベしてて気持ち良い
手もあんなに大きくはないけど、私のすべてを包んでくれそうな、頼りがいのある手で
何より優しい
「もう、怖くない?」
「ぅん、平気…」
「なら良かったw」
うん…確かに、もう怖くないよ
でも、そうすると湧き上がってくる別の感情があって
「もっと…触って?」
Side N
「もっと…触って?」
見つめる瞳は、とても年下とは思えない色っぽさ
なにこの子?ヤバイよ
おかげで、あたしの全身は脈打ってるし、息も荒い…
「じゃあ、もっと、触る」
まずは、下に居るゆかちゃんの前髪をかき上げて、そこへキスを落す
それから瞼にほっぺ、唇からキレイな首筋
その間に、右手で少し小振りの可愛い胸を揉むと、小さく息が漏れる
そして続けて唇を滑らせていく
鎖骨を通って傷痕、そして最後に空いている方の胸、の先
少し硬くなったソコを口に含んで、舌で刺激する
「んっ」
きゅっと口を噤んで、手の甲で口元を隠すゆかちゃん
「声、我慢してるの?」
恥ずかしいのか返事をせずに、ただ目に涙をいっぱい溜めているゆかちゃん
「良いんだよ?出しても」
「だっ、て、恥ずかしぃ、ょ」
「んー、そっか。じゃ、しょうがないね?」
ちょっと残念だけど…
でも、きっと可愛いだろうな〜…
なんて考えながら、無意識に動いていた手
Side K
触ってほしいけど、触られると恥しい
自分でも知らない自分を見られるのが、恥しい
熱くなる下半身が、恥しい
初めての訳じゃないのに、その時より恥しい
だって、のっちが見てるから、ちゃんと見てくれるから…
彼は痕なんて全然見てくれなくて、ただその行為をすることに夢中だった
だから「好きだよ」なんて囁かれても、そんなの…て
見れないくせに、そんな言葉言わないでよって…
すごく悲しかったから…
見て触れて、それで興奮するとか…
恥しすぎて、どうにかなっちゃいそうだよ
なのに、いつの間にかのっちの指が、私の一番熱い所に触れて、我慢していた声が抑え切れずに大きくなった
「の、、ち」
恥しくて、訴えるようにのっちを見ると、ニッて笑って
「やっぱり可愛いやw」
なんて、卑怯だよ
我慢しなくて良いかなって、思っちゃうでしょ?
Side N
「のっちのバカ…」
「バカなのっちは嫌い?」
恥しそうに言うゆかちゃんに、そう聞くときゅっと唇を噛んでから
「…好き過ぎて困るょ」
プイッとそっぽを向きながら言うもんだから、そのツンデレーションぷりに、あたしの心臓鷲づかみw
そして止めの一言…
「もっと、好きんなりたぃ…」
…はい、もう落ちました
「うん…のっちも…」
重ねる唇…
ゆかちゃんに触れるすべてに気持ちを込めて
どうか、ゆかちゃんのココロにキズあとが増えませんように…
—つづく—
最終更新:2010年01月19日 18:14