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Side K
のっちとの初めてのエッチ
恥しかったけど、のっちのこともっと好きになった

「あ、そうだ!忘れてた!」

のっちは何かを思い出したみたいで、裸のままベットから抜け出して自分のカバンをガサガサ漁ってる
あれ〜?とかおっかしいなぁ…なんて良いながら、キレイな背中を向けてゴソゴソ…
それをベットの中から眺めて、寒くないのかなぁ?なんて、ふと気になったりして

「お、あったあったw」

探していた物がちゃんと見つかったみたいで、ニコニコと戻ってくる
その姿を見て、思わず顔が熱くなる
だってのっち、裸なのに全然気にしてないから…
そんな私を見て、ベットの端に座ってどうしたの?って聞いてくる

「だって、のっち裸だから…」

私がそう答えると、ん?て顔して自分の体を見下ろして

「あぁwそっか。全然気にしてなかったやwでも、ゆかちゃんもでしょ?」
「私は!布団被ってるもんっ」
「まぁね〜w」
「のっち、たまに意地悪…」
「だって、ゆかちゃんの反応可愛いんだもんw」

私これ、ずっと顔赤いままだな…

「だからって…」
「まぁまぁ、そう言わずにwほら、ゆかちゃん手、出して?」

まだ少し納得いかないまま、布団からヒョイと片手を出した

「掌こうして?」

頂戴のポーズをするのっちのマネをして、手を広げると



「はい、お誕生日おめでとうw」

そう言いながら私の手に置かれたのは、シンプルなハートが付いたピアス
「え!何コレ?」
突然のプレゼントに声が大きくなる

「ホントは来た時に渡そうと思ってたんだけどさ。予想外のゆかちゃんのお迎えに、どっか飛んじゃったんだよねw」
「私のせい?」
「ぁ、いやwそうじゃなくて、それほど嬉しかったってことね?」
「ふ〜ん…」
「あの、ゆかちゃん?」

私の反応が素っ気ないせいか、ちょっとおろおろなのっち
おもしろw

「…それはそうとさ、コレ、なんで片方だけなの?」
「ん?あぁ、それね?やっぱり、離れてると寂しいなって思って…」

のっちが自分の髪の毛を掛けて見せてくれた右耳
そこには…

「片方は、あたしがしてるんだ」
私の手の中にあるピアスと同じもの
そういえば、エッチの時、チラチラ見えてた気がする

「二人で一つのピアスだから、繋がってる感じがするかなって」

二人で一つ…か
うん、そういうの好きw

「あ〜ちゃんみたいに、ゆかちゃんの一部にはなれないけど…コレ着けてる時だけでもなれるかな
〜なんてw」
あれ?そっれもしかして
「もしかして嫉妬?」
「うんwそうw」

まったく隠す素振りもなく、あははwなんて、私とは逆な反応
おかげで、こっちが嬉しくて恥しくなる

「コレ、のっちから着けて貰いたいな」
ずっと横になっていたベットから起きて、のっちと向き合う
「うん、良いよ」
のっちもベットの上に座って、私からピアスを受け取る

「右、向いて?」
「ん」



言われたように顔を右に向けると、のっちの指が頬から耳の後ろを通って、髪の毛を掛けていく
それが少しくすぐったくて、首を竦めた
のっちはニヤッて笑って、耳たぶに触ってくる

「ゆかちゃん可愛い」
「の、っち、いいから早…」
「あ、ゆかちゃん動かないで…今、付けるから…」

のっちの指のくすぐったさと、言葉のくすぐったさで、振り向こうとしたらのっちの声に止められて
ゆっくり…ピアスを穴に通してくれた
全身がぞくぞくっとした

「はい!良いよー」

私が顔を正面に戻すと、自分の右耳を触りながらニヤニヤしているのっち
私ものっちが付けてくれた左耳に手をやる
ちょうど鏡みたいな二人

「へへへw繋がった」

無邪気なのっちの笑顔が、私の心を躍らせる

「のっち」
「ぅん?」
「凄い嬉しい、ありがとう…」
「どういたしましてw」

「ねぇ、もっかい…」
「?」

あwもぅ恥しい…

「もっかい、、シよ?」
「…い、良いの?」
「…聞くんなら、止める」
「えwやだやだ!しよ!てかしたぃ!」

だから、そんな力込めなくても…w
ホントにこの人は…
でも、そんなヘタレっぷりも嫌いじゃないよ?

私のすべてと向き合って、それでも好きだって言ってくれる
そんなのっちが好きだよ?

今まで色々あったけどさ?
今のこれは、幸せって言って良いよね?

のっちとあ〜ちゃん
二人から貰った幸せ
ずっと、大切にするね?


—つづく—





最終更新:2010年01月19日 18:25