かしゆか、のっち、あ〜ちゃんの三人は同じ大学に通う女子大生。
今日がテスト最終日。
翌日から春休みなので三人でチェーン店の居酒屋で小さな飲み会をおこなっていた。
「やっとテスト終わったー!今日は飲むぞー!」
「のっちは暴れすぎんように気いつけんさい」
「いいんじゃんはじけたって。あ〜ちゃんも飲も♪」
三人はわいわい騒ぎながら飲んでいた。
いかにも女の子が好みそうな甘いカクテルを片手に、俗にいうガールズトークで盛り上がっていた。
そして酒も進みのっちはいつも通りの下ネタモードに突入していた。
「あ〜ちゃんのおっぱいは大きいな〜」
「触ってみる?」
「いいんれすか〜!?」
普段は下ネタなどさほど話さないあ〜ちゃんであるが、酒の力は恐ろしい。あ〜ちゃん自らのっちを誘っていた。
「やわらかくて大きいれす…」
あ〜ちゃんの胸を堪能し、興奮しているのっちが言った。
するとこれまた顔の赤いかしゆかがのっちに向かって言葉を発した。
「のっち!ゆかのおっぱいも触っていいよ!」
かしゆかは頭の中で、目の色を変えながら自分のおっぱいに迫ってくるのっちを想像していた。
しかし、のっちが発した言葉はかしゆかの想像とはちがった。
「え?ゆかちゃんのおっぱいどこにあるの(笑)」
かしゆかの顔がさらに赤くなった。酒が原因ではない。
そしてあ〜ちゃんが追い討ちをかける。
「ゆかちゃん。無茶振りにも限度があるんよ」
あのあ〜ちゃんですらも酒に酔っていて、いつものキャラにはないような発言をする始末。
完全に酔っ払っていて自分を見失ってるようだ。
「プク〜!うるしゃいっ!ちょっとはあるもん!」
かしゆかはほっぺを膨らませて言い返すが、酔った二人は大爆笑。
悲しい抵抗となった。
こうして騒がしい3時間程度の3人での飲み会は終わり解散となった。
駅のホームで3人は別れ、それぞれの帰路へ向かう。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
数十分後、かしゆかは自宅近くの住宅街まで来ていた。
「くやしい〜。なんでゆかのおっぱいはこんなにぺったんこなの…」
一人夜道を歩くかしゆかがつぶやく。
満天の星空がとても綺麗だ。
「あ〜ちゃんのおっぱい大きいよね…。どうやったらあ〜なるの?」
かしゆかの独り言はまだつづく。
「あ〜ちゃんがうらやましい…。あ〜ちゃんのカラダになりたーい!」
かしゆかは夜空に向かって叫んだ。
こんな夜中に大声で叫ぶその姿は不審者そのものである。
(キラーン)
その時、流れ星が飛んでいたことをかしゆかは気づいていなかった。
つづく。
最終更新:2010年01月19日 18:49