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のっちはかしゆかが身に着けているものの全てを剥ぎ取った。
のっちも自ら服を脱ぎ、生まれたままの姿になる。
のっちの表情は獣そのものだ。

いざ本番かと思いきや、ベッドで裸で仰向けのかしゆかが口を開く。

「のっちぃ。実はアタシあ〜ちゃんじゃないんよ、ゆかなんよ」
「へ?」
「意味わからんかもしれんけど、朝起きたらゆかのカラダがあ〜ちゃんになっとたんよ」
「!??」
「カラダはあ〜ちゃんだけど、中身はゆかよ」
「えっー!?」

のっちは驚き、全裸のままベッドから飛び出す。
混乱しているのか、ボブヘアーをくしゃくしゃに掻き毟り、その場でくるくる回りだし、リビングを駆け回る。
全裸で行っているため、余計にシュールさが増す。

両名は再び服を着た。
かしゆかはすべての出来事をのっちに伝えた。
自宅近くの路上で「あ〜ちゃんのカラダになりたーい!」と叫んだこと。
朝起きたらこのカラダになっていたこと。
のっちも徐々に落ち着きを取り戻し、かしゆかの話を全部頭の中へ入れた。

「なるほどね〜。だからこんな大胆は服装をしているわけか。そうだよねあ〜ちゃんはこんなエロい格好しないもん…」

のっちは少しがっかりしている。

「とりあえずさ、あ〜ちゃんもここに呼んで3人で相談しようと思うんよ。
あ〜ちゃん本人にもこのことは伝えておいた方がええし」

かしゆかは口を開く。確かにあ〜ちゃんを呼ぶべきであろう。
むしろ現段階ではあ〜ちゃんは被害者である気もする。

のっちは自分のケータイを取り出しあ〜ちゃんに電話をかける。

「もしもし。あ〜ちゃん?今ワタシの家に来れる?」
「別にええよ?暇やし。何かあったん?」
「大事件が起きたんよ!あ〜ちゃんにも伝えなきゃと思って!」
「一体何が起きたん?」
「ゆかちゃんのカラダがあ〜ちゃんになっとるんよ!」
「ハァ?のっち頭沸いとるん?」
「本当なんだってば!とりあえずウチに来てみてよ!見ればわかるから!」
「わかった。1時間ほどで着くと思うから待っとってね」

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

あ〜ちゃんも結構急いだのであろう。あれから40分ほどで呼び鈴が鳴った。

「あ〜ちゃんいらっしゃい!ほら見て!これがゆかちゃんだよ!」

のっちは玄関先にいるあ〜ちゃんのところまで、あ〜ちゃんの姿のかしゆかを引っ張り出した。
かしゆかの姿を見たあ〜ちゃんは悲鳴をあげ、その場で失神した。

つづく。






最終更新:2010年01月19日 19:13