あの後、流星群が見えなくなるまでかしゆかは叫んでいた。
願い事を終えると、すでに電車が走っていない時間だったため、タクシーを拾ってそれぞれの自宅に着く。
寝る直前、まだかしゆかのカラダに変化はなかった。
翌朝カラダが元に戻っていることを願って、かしゆかは眠りについた。
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昼ごろ、かしゆかは目を覚ました。
手を見ると見慣れたような懐かしいような、細長い指がそこにあった。
ベッドから飛び起き、部屋に設置してある鏡を見る。
「やったー!元に戻ってる!」
その鏡には、ストレートの綺麗なロングヘアー、円らな瞳、スタイリッシュな細身の体、残念な胸が映る。
紛れもない本物のかしゆかのカラダだ。
「あ〜ちゃんとのっちに報告せんと!」
かしゆかは狂喜乱舞しながらケータイを手に取り、あ〜ちゃんにかける。
「もしもしあ〜ちゃん?ゆか元に戻ったんよ!」
「本当じゃ!このアニメ声はゆかちゃんの声じゃ!」
あ〜ちゃんも電話の向こうで喜んでいる。
「今から一緒にのっちの家に行こう!ゆかちゃんの姿を久しぶりに見たいし、のっちにも報告するけぇ!」
あ〜ちゃんが興奮しながらかしゆかに話す。
「じゃあのっちに電話せんと」
「別に電話せんでも大丈夫じゃろ。あの女はまだ寝とるよきっと」
「そうだね…。サプライズで行って驚かせよう!」
その後かしゆかとあ〜ちゃんは、のっちの自宅の最寄駅に待ち合わせすることになった。
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かしゆかはあ〜ちゃんと駅で合流した。
あ〜ちゃんは久しぶりに見るかしゆかの姿を見て喜び、自分の指に彼女のロングヘアーを巻きつけた。
かしゆかもあ〜ちゃんの胸を触り、胸だけは戻らないほうがよかったと呟き、2人で笑った。
駅で談笑した後、2人はのっちの家に向かった。
「さてと、呼び鈴を鳴らそうか」
(ピンポーン)
あ〜ちゃんが「大本」と書かれた表札の下にある呼び鈴を鳴らす。
「どちらさまですか?」
「あ〜ちゃんだよ〜。ゆかちゃんも連れてきたから!」
「今から開けるね〜」
中からのっちの足音がこちらへ近づいてくる。
「のっちはゆかちゃんが元に戻ってて、驚いてひっくり返るんじゃないの?」
「アハハ!そうかもね」
ドアが開いてのっちが外に出てきた瞬間、驚いてひっくり返ったのはあ〜ちゃんとかしゆかの方だった。
つづく。
最終更新:2010年01月19日 19:38