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「お、お姉ちゃん・・・?」
「何?」
「・・・・なんでもない」
ゆかちゃん・・・あんた諦めたんじゃなかったのか!
お姉ちゃんをココに連れてきたのはあたしだ・・・・。痛恨の、判断ミス。
出来るだけ、のっちとゆかちゃんの近くに居た方が安全だと思って連れてきたのに・・・あのパッツンめ・・・メール送ってやる!

「あたし、教室帰るよ・・・」
「うん・・・」
ごめんよ、お姉ちゃん・・・。あたしも何だかションボリしたよ

放課後、
「ねぇねぇ!ちゃあぽん聞いた?」
「何を?」
同じクラスの子だ
「のっち先輩のこと!!」
あぁ、そういえば、この子のっち大好きだったっけ・・・
「昼休みに、かしゆか先輩とちゅうしてたんだってー!!」
「へ?」
てっきり、お姉ちゃんの事聞かれると思ってたのに・・・
「やっぱお似合いだよねぇ〜しかも人前でなんてやる事大胆すぎ!!」
あれ?もぅお姉ちゃんの事はいいの?
「あのさ・・・うちのお姉ちゃんの件は・・・」
「あんなの噂でしょ?あ〜ちゃん先輩もいい迷惑だよね〜」
あれ?そんなもんなの?
もしかして・・・ゆかちゃん・・・
「あ、でも次はかしゆか先輩危ないよねー。のっち先輩ファン今殺気立ってるから」
「ちょ・・・どこ行くの?!」
無視した。答えてる場合じゃない!

全力疾走してしまって、息が苦しい
「ゆ、ゆかちゃん!?」
ゆかちゃんはいつも通り生徒会室にちゃんと居た
「どうしたの?」
「いゃ・・・その・・・」
なんだか走ってきて、すっごい恥ずかしい
「大丈夫、なの?」
ゆかちゃんは微笑んで
「ゆかが、そんなミス、すると思う?」
「思わない」
あたしもホッとして、つい頬が緩んだ


「でさー、このメールなぁんだ?」
目の前に突き出されたのは、昼休みにあたしが送ったメール
「・・・・ごめんなさい」
「許すと思う?」
笑顔なのに、目が1ミリも笑ってない・・・

「・・・でも、今回だけは特別」
「へ?」
「一瞬でもあ〜ちゃんを傷つけた罰として、受け取っとくよ」
こうなる事分かってて、どんな思いでのっちにキスしたんだろ?・・・心が、千切れなかったのかな?痛く、なかったのかな?
        • そんなわけ、ない

「ゆかちゃん・・・お疲れ様」
「へへ、ありがと」
コレか、“最高の甘い笑顔”ってやつは


でも、あたしは知らなかったんだ、あたしたちがこうしている間に、あんな事が、起こっていたなんて・・・






最終更新:2008年10月12日 18:41