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Side N
2月15日
今日はあ〜ちゃんの誕生日なのです
悩みに悩んだプレゼント
気に入ってくれるかなぁ?

もしかしたら、まだ早いかもしれないって、正直ちょっと不安
でも、今の気持ちをカタチにするなら、どうしてもコレしか思い浮かばなくて…
やっぱ同じなんだな〜と、改めて実感した

今日の夜は、あ〜ちゃんの実家でパーティーらしいから
その前に、少し時間を貰った

「ごめんあ〜ちゃん。お待たせw」
「全然大丈夫wお疲れ様」

本を読みながら、あたしの仕事が終るまで待っててくれたあ〜ちゃんが、顔を上げてニコって笑ってくれる
可愛いったらありゃしないよw

あ〜ちゃんと向かい合わせに座って、ポッケから小さな箱を取り出す
「コレ、あ〜ちゃんに、誕生日プレゼント」
「ぇ、あたしに?」
「もちろんwあ〜ちゃんの誕生日だもん」

口元に手を当てて、信じられないって表情



Side A
ポッケから出された小さな箱が、のっちの掌に乗っている
あたしへの誕生日プレゼント
そんなの、全然考えてなかったから、驚きが隠せない

だって、あたしは一度断っていたから…
去年のクリスマス、のっちが聞いてくれた時に『何にも、いらない』って、そう言ったから
のっちが側に居てくれたら、それで良いって思ってたから

「ありがとぉぅ、、」
「へへw開けてみて?」
「ぅん」

のっちの手から箱を受け取って、可愛く結ばれてるリボンを解いてフタを開けると…
そこに入っていたのは

指輪…
しかも、二つ…

「のっち、コレ…」
「うん、、ペアリング、、なんだけど…片方、受け取ってくれる?」

眉を垂らしながら、心配そうに聞いてくる
もしかして、彼と同じだから、受け取らないかもって思ってる?
確かに一瞬、彼の顔が浮かんだけど、コレはのっちの気持ちだもの
きっと凄く悩んで、それでもっ、て、のっちが選んでくれたんだもん…
そう思うだけで、嬉しくて仕方ないの

「もちろん、喜んで…」

ほっと安心して、でも相変わらず眉はハの字のまま

「あたしが、つけても良い?」
「…ぅん、つけて?」

箱から一つを取り出すと、あって言って止まるのっち
「そうそう、コレね?内側に…」
そう言いながら指輪の内側を見せてくれる

並ぶ二つの“A”

「彩乃の“A”と綾香の“A”。勝手に入れちゃったw」
「ん〜んw嬉しぃw」
「それなら良かったぁ」

のっちが着けてくれたのは、右手の薬指
左手にしない所も、一緒だね
でも、そういう所が好きなんだよ?

久ぶりの指輪の感触に、じんと胸がいっぱいになる

「コッチの、のっちにつけても良い?」
「うん、お願いしますw」

箱に残っている指輪を取り出して、のっちに尋ねるとすっと差し出される右手
その右手をとって、さっきのっちがしてくれたように、指輪をそっと嵌める
最後まで嵌めて手を離すと、テヘヘwって照れ笑いののっち
だから、あたしも一緒に照れ笑いw



「それと、もう一つ…“AA”の意味」
「?」

「あ〜ちゃん愛してます、ってw」

それ、反則だよぅ…

きっともう、あたしの中ののっちへの想いは
『愛してる』じゃ、足りないよ…
ねぇ、どうやって伝えたら良いの?

Side N

あとね
もう一つあるんだ…

でも、それは言葉に出来ない
とても大きくて言葉じゃ言い尽くせない


一生…
あ〜ちゃんを愛しぬきます

って、これはあなたとの誓い…だなw


〜AA〜fin






最終更新:2010年02月19日 20:27