アットウィキロゴ
◆A-side◆

深夜一時。はしゃぎ疲れたのか、ちゃあぽんの友達は皆ぐっすり眠っている。
そんなあ〜ちゃんは、なんだか眠れない。明日は学校なのに、早く寝ないと…。目を閉じても眠りの妖精さんは、あ〜ちゃんを夢の世界にさらってくれない。
気になる…気になる…気になって眠れない…。もうのっちは寝てるのかな?ちゃんと別々の部屋で寝てるかな?あー気になるよ。
ちょっとだけ…ほんの、ちょっとだけだから…。あ〜ちゃんは起き上がり、そっと部屋を出た。少し様子を見に行くだけ。寝てる二人を確認したら、すぐ帰って来るんだから…。

◆C-side◆

「…あ〜ちゃん…」
のっちの手が、下着の中に入ってきた。お姉ちゃんの大事な所に触れる。あたしの体が緊張と興奮で電気が走った様に痺れる。正しくはお姉ちゃんの体だけど。
「すごい…濡れてる…」
のっちの声が熱っぽい。なんか、今になって罪悪感を感じてきた。のっち…今のっちが触れているのは、お姉ちゃんじゃないんだよ?
「…あ〜ちゃん…?」
のっちの指の動きが止まった。何かに気付いたみたい。ゆっくり体を離して、手もそこから離す。


「本当に…あ〜ちゃん…?」
のっちの瞳の奥で、お月様が揺れた。あたしの手を握るその手は…さっきまでとは違う。
「何…どしたの、のっち…」
「ご、ごめん…何でも無い」
のっちは…きっとあたしがお姉ちゃんじゃないと感付いたのかもしれない。
そう、あたしはあなたのお姫様じゃない。あなたのお姫様は…。

◆N-side◆

あ〜ちゃんが変だ。さっきからずっと、変。なんでそんな寂しそうな顔をするの。悲しそうな顔をするの。
「のっち…早く、」
何かを紛らわそうと、あ〜ちゃんはのっちの首に腕を回す。なんか…嫌だよ、こんなの。
だけどのっちは、また深く口付けた。のっちの頭に浮かんだ道は一つしかなくて。
あ〜ちゃんがこうなった理由は分からないけど、今は愛する事しか出来ないや。
「…あ〜ちゃん…」
大好きだよ。


…ガチャ、


その時、背後の扉が開いた。ゆっくり振り返ると、そこには息を切らし、髪を乱したちゃあぽんの姿。
「何…やってんの…」
なんでちゃあぽんが…。友達の家に泊まってるんじゃなかったの。
そんな事より、かなり衝撃的な場面を見られてしまった。ちゃあぽんの瞳が、大きく揺れていた。

◆2-6:End◆






最終更新:2008年10月12日 19:10