Side K
のっちとイチャイチャした後、ミルクレープ食べて、またイチャイチャして…
ベットの中でゴロゴロ

「のっち、今日ありがとう。二人の話聞かせてくれて」
「ぃやwホント恥しい話でw」
「そんなことないよ」
「そう?」
「うん」

だって、なんだかんだであ〜ちゃんも、のっちのこと大好きだったんだな〜って
でなきゃ彼氏からのプロポーズ断るなんて、あり得ないでしょw

「それと、幼稚園の先生。あ〜ちゃんの夢だったんだって分かったし」
「ん?」
「ヒヒw実は今ね?私、幼稚園で延長保育の時間に働かせてもらってるのw」
「え!マジで?」

うん、そうなの
二十歳になって、まずはとにかく何かしなきゃ!と思って、チラシとか広告見てたら『延長保育』の文字が目に留まって、これだぁ!ってなって
まさかそれがあ〜ちゃんの夢だったなんて思いもしなくて、、だから夢だったって聞いて、すっごく嬉しくってw

「いつから?」
「ん〜、今年入ってから」
「へぇ〜そっかそっかwあ〜ちゃん大喜びだw」
「へへw」
そうだったら、すごく嬉しい

「ははw実は奇遇にも、あたしも去年から幼稚園で働いてたりしてw」
「え??のっちも?」
「うんwそうなのw」
なんか、二人ともって凄くない?

「それって、やっぱりあ〜ちゃんのため?」
あ〜ちゃんが叶えられなかったから、、

「まぁ、最初はあ〜ちゃんの代わりに夢叶えようって、そう思ってやりだしたんだけど、子供たちと一緒にいたらさ、自分が楽しくなっちゃってw今は、半分自分の夢って感じ?」

なんか、凄いな〜
恋人の夢が、自分の夢になるって




「ゆかちゃんと一緒なら、もっと楽しくなるよ」
「色々話もできるしね?」
「うん、そうそうw」

二人の間にある絆って、凄く強いんだな〜って、そう思う
その中に私も入れるのかな?

「ねぇ、のっち」
「なに?」
「今日みたいに、あ〜ちゃんが出てきてくれると嬉しい?」
「そりゃまぁ、嬉しいよ?」
そりゃそうだよね?

「じゃあ、、もっと会いたい?」
「んー、それは別に思わないかなー」
「何で?」
予想外な答え

「ん?だってゆかちゃんいるからw会えなくても寂しくないよ」
「え、、」
予想外…でしょ
不意打ちは反則だよ

「それにあ〜ちゃんも、今はゆかちゃんのコト一番に考えてるし」
「え、そうなの?」
「そうだよwいっつも『ゆかちゃんゆかちゃん』て言ってるもんw」
「そ、なんだ…」
あ〜ちゃんが一番に考えてくれてるなんて、、それ、ちょっと嬉しいかも

「あたしたち二人とも、ゆかちゃんが大好きだからw」

予想、、以上、、


あぁ、、
私、気付かないうちにちゃんと、二人の中にいたんだ
大好きで柔らかい二人に守られてる

そう思ったら嬉しくて、のっちの胸元に顔を寄せて、甘えるみたいに抱きついた

「ゆかちゃんが大好きなんだよ」
優しく頭をぽんぽんしながら、そう言ってくれて

どうしよ?嬉しくて泣いちゃいそうだよ…



Side N
甘えてるみたいに擦り寄ってくるゆかちゃんが、愛しいって思う

あ〜ちゃんがいなくなって、明日への道を進めなくなっていたあたしに、光を届けてくれたゆかちゃん
暗くて、進む方向さえ見えなくて…

そんな中、あ〜ちゃんの光を胸に秘めて、しっかりその光を反射してくれて
あたしの道を照らしてくれた

だから、あたしにとっての『太陽』があ〜ちゃんなら
その光を届けてくれたゆかちゃんは

きっと、、『月』なんだって思う



なんか…
二人に照らされてるなんてあたし、、贅沢だよね?w

Side A
のっちとゆかちゃん
二人とも愛しくてしょうがない

まさかのっちも幼稚園で働いてるなんて、思ってもみなかったから…
やっぱりのっちで良かったって、嬉しくなった

あ、でも、もし二人がケンカとかしたら、断然ゆかちゃんの味方だけどねw



なんていうか…うん、、
いつまでゆかちゃんの意識に中にいられるのか、分からないけど
ずっといられるかもしれないし、急にいなくなるかもしれないし…

それでも
もしもその時が、いつかくるなら
それまでずっと、二人が歩く、明日への道を見守りたいの

今は、それがあたしの…

一番の夢



誰より近くに、いるからね?


<明日への道>before
fin






最終更新:2010年05月17日 20:39