それは
「一緒に住もう」
その一言からはじまった、フシゼンな同居生活。
「はっ?…なんで?」
「いや?」
「いや、ヤとかじゃなくて、、、なんで?」
「…さぁ?」
「はっ?」
「なんか、そのほうがいいのかなって」
「わけわかんないんだけど?」
「そだね」
目の前の彼女は、泣きはらした真っ赤な瞳で
こんなときにまで、強気な態度で、困る。
『もう、見てらんない』
そのコトバは、飲み込んだ。
んなこと言ったら、きっとあの
ぞくぞくするような
人を見下したような表情するんだから。
「…ちょうど、部屋も一つ空いた、、とこ、だし」
「・・・あぁ、出ていったんだっけ?」
「…」
「さみしいんだ?」
そ言って、含み笑い。
別に、全然、さみしいってわけじゃなかったけれど
「うん、、そうかも」
そう言えば
「仕方ないなぁ」
優位に立ちたいあなたは、きっと
のっかってくると思ったから…
「でもね?」
そう言って、出された条件は
“互いの生活には干渉しないこと”
だった。
最終更新:2010年05月17日 21:15