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side A

のっちが学校に来なくなって、三日。

ゆかちゃんすらあまり見かけなくなった。

忙しいんだって。


こうやって、離れて行ってしまうんじゃろか…


…ヤダ!それだけは、避けたい!!



㊖㊖㊖㊖㊖

屋上
きっと、びっくりするぐらい寒いけど、ここしか思い浮かばんかった

「さむ〜!!」
二人で重い扉を開けて外に出た。

「…ねぇ、話って何?」

扉が閉まる音と同時に後ろのゆかちゃんが切り出す。

「寒いけぇ…出来れば早めにw」

乾いた笑いが聞こえた。

「のっち…学校きとらんね」

「…のっちから聴いた?」
「何?」
「距離置くことにしたの」
「…距離置くって、あ〜ちゃんは好きじゃない」
「私も好きじゃない…」
「ゆかちゃん」
振り向いて見たゆかちゃんは凄く寂しそうだった
俯いていて顔は見えないけど、、、寂しそうだった


「知ってる?ウチのクラスの佐藤くん…のっちの事、、、好きなんだって」


「…は?」


少し笑ったゆかちゃんは空を仰いだ

あ、零れる

そう思った涙の粒は何時までもそこに留まってた


side K

どこかのっちが離れてしまったように感じたのは、初めて熱を分け合った日。

誰よりも近くにくっついてるのに、
誰よりも離れている気がした。

のっちの吐く下手な嘘の本質が見えなくなって、のっちが…解らなくなってしまった。


佐藤くんに対しての態度がただならない感じだったのは気が付いてた。

でも、そんな事になってるなんてさ…知らなかったよ





最終更新:2010年11月06日 01:45