「…ごめん」
そう、のっちが呟いてから、どれくらい時間が経った?
酸素不足の、あたしの頭はうまく働いてはくれなくって・・
ようやく、口を出たのが、、、
「…ごめん」
のっちと、同じ言葉だった。
言葉を吐き出したと同時に、少しずつ酸素が巡る。
そっと、のっちの頬を流れる涙を拭う。
「ゆか、、なんか、、、、勘違い、しちゃった、ね…」
あったかい、なぁ、、、愛しくて困っちゃう…
「っ、、じゃ、ない・・」
のっちは、首を横に振る。
「そ、、じゃ、なく、、、て・・・」
ブンブンと、首を、振る。
まだ、そのキレーな瞳は閉じられたまま、、、
「ゆかちゃんが、、とか、じゃ、、なくって」
歪むその表情に、、、、ぎゅっと胸が締め付けられる。
「…のっち、、、そ、、いう、の、、、、なんか、ちょっと、ムリ…」
そんな顔させられんの、、ゆか、だけだったら、いいのに。
「そ、いうのって、、キス、とか?」
ゆか、どっか、おかしいんかな?
「…ん、、うん」
今、すっごく
「、、、セックス、も?」
とてつもなく
「…うん」
のっちが、愛しい。
ね、瞳、開けて?
いつの間にか、涙が止まった頬を、
ふっと、両手で包み込む。
ね、その瞳でゆかを見てよ、、、
ゆかだけ、を。
最後のチャンス、だよ?
きっと、お互い。
「ねぇ、、、ゆかが、欲しい?」
最終更新:2010年11月06日 02:46