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Side K

「あやちゃんの告白ヤバかったわぁw」

2010年4月

「絶対あれ、スタッフさんがやらせたいだけじゃよねーw」
「そうじゃけど、何気にうちらも見たいし聞きたいけぇw」

Perfumu結成10周年
メジャーデビュー5周年
ファンクラブ発足3年目

ファンの皆へ
感謝の気持ちを込めた、ライブハウストゥワー

最終日を終えて、あ〜ちゃんと話している最中

「あの〜、、」
遠慮気味に話しに入ってくるのっち

「ん?のっちどうしたん?」
「あの、のっちも告白したんじゃけど…」

P.T.A.のコーナーで、二人からの告白を受けた私
、、といっても、ハンディ越しなんだけどw

「もちろん、恥しがるのっちも面白かったよ?」
「面白いってwゆかちゃんひどぃ、、」
「だってwのっちも見たじゃろ?画面かぶり付きであ〜ちゃんの告白ぅ」
「ぅwそりゃ見たけど」
「あれ見ちゃったら、もう敵うのないじゃろー」

眉を垂らして、情けない顔
もうw何で私にそんな顔するのよw

「、、てか、ゆかちゃん。アレで益々あ〜ちゃん好きんなったんじゃないん?」
「ヒヒwそりゃ〜もうwあの場で抱きしめたいくらいだったわw」
「ぬぉ!それはのっちが先じゃ!」

「もう!二人ともぉ!!」

ありゃ?

「恥しいけぇ、本人目の前にポンポンそういうこと言わんでよぅ…」

あぁ、あ〜ちゃん照れてる照れてるw

「そういうあやちゃんも、ナチュラルにのっちのネックレス直しとったけど?w」
「アレはあたしもビックリしたぁ、、マジ一瞬固まったもんw」
「あ!あれは!その、、ちょっと気になったちゅうか、なんちゅうか…」
「お客さんも『ふぅ〜w』言ぅとったよ?」

時折、お客さんの反応にビックリする
え?ココでその反応?みたいな…
二人の関係知ってるんじゃない?みたいな?w
まぁ、二人に限ったことじゃないけどw






私の気持ちが、あ〜ちゃんにバレてしまった翌日
もう一度、三人で話をした

もしかして、二人が別れちゃうとか言われたらどうしようって、少し不安だったけど

「ゆかちゃん、ごめんね?」

改めてあ〜ちゃんに振られた私
なんかちょっと複雑…

「それと、あの…。ちょっと変なお願いなんじゃけど…」
「なん?」
「ゆかちゃんの気持ち、もっかい、ちゃんと聞きたいんじゃけど…」
「え?」

私が思わずのっちの方を見ると、ニコニコしてるのっち

「のっちに何か言われたん?」
「ちがぅんよ、、そうじゃなくって…」
「?」
「昨日あたし、ゆかちゃんの気持ち分かってから、のっちのことで頭いっぱいになっちゃって…。ゆかちゃんと話したこと、モヤッとしか憶えとらんくて…。その、ちゃんとココに残しとかんといけんのに、しっかり残っとらんくて、、それって失礼じゃ思って…」

ぽんと胸に手を当てるあ〜ちゃん

「じゃけぇ、今度はしっかり受け取るけぇ。聞かせてくれん?」

真面目なあ〜ちゃんらしいな…
だったら私は、あ〜ちゃんのその想いに応えるだけだ

「私、は…」

「ぅん」

「あ〜ちゃんが、好き」

「ぅん」

「大好き…」

「ぅん」

「あ〜ちゃんが幸せでいてくれたら、、」

「ぅん、」

「ゆかは幸せじゃけぇw」
改めて言葉にするのは照れくさくて、最後は笑ってしまった

あ〜ちゃんは胸に手を当てたまま、私の言葉に何度も頷きながら、ひとつひとつを大切に聞いてくれた
私が言い終わると、目を閉じて大きく深呼吸して、また「うん」て頷いて瞼を開いたあ〜ちゃんは、嬉しそうに笑いながら

「ありがとうw…絶対、忘れんけぇ」

そう言ってくれた


ああ、、伝えても良いんだなって
そう思った




Side N
「ねぇ、あ〜ちゃ〜ん」
「な、なんよ?」
「もうさーぁ?言っちゃおうよぅ」
「何を?」
「うちら付き合っちゃってまーすwってw」
「な///んなこと言える訳ないじゃろ!」
「えー良いじゃーんwそしたら今日みたいに焦らんで、あたしも堂々とイチャイチャしちゃうよ?」
「、、ばか!」

あら?怒られちゃったよ
それ見てゆかちゃん笑ってるし…

「あやちゃん、安心して良いけぇw私が全力で阻止してあげるw」
「ほんまに?」
「もち!そうせんと、私がイチャイチャできんくなるしぃw」
「ゆかちゃん、そっちかよ!w」
思わずつっこむあたし
あ〜ちゃんも、もう、、なんて笑って呆れてるし…



あの日から三人の関係は、今まで以上に仲が良い
まぁ、なんというか、思った以上にゆかちゃんはあ〜ちゃんに気持ちを伝えてるけど…
ゆかちゃんの『あやちゃん』呼びは、その表れ…
まぁ、あたしはそれで良いって思う
…というか、ゆかちゃんと一緒にあ〜ちゃんにラブコールすると、あ〜ちゃんめっちゃ可愛いんだコレがw


ゆかちゃんの好きも、あたしの好きも
あ〜ちゃんへ伝える為にあるんだ




Side A
「第一ゆかちゃん、タムがおるじゃろ」
「ムムッ、タムはタムじゃ。ほいであ〜ちゃんはあ〜ちゃんじゃ。一緒にするなんて二人に失礼じゃ、あほのっち」
「あほてwさっきからあたし散々な言われようなんすけどw」

あー、そういえば…
「タムのクリクリお目目って、のっちみたいじゃよね?」
「「はぃ?」」

嬉しそうなのっちに対して、凄いイヤそうなゆかちゃん

「あやちゃん、、それはうちのタムに失礼じゃ」
「ちょwさっきは二人に失礼だったのにぃ〜。なんでタムだけなぁんw」
「タムはいるだけで私の顔ニヤケちゃうくらい可愛いんよ」

ん?それなんか聞き覚えある…

「ゆかちゃん、それあ〜ちゃんにも言ってるじゃんw」

あぁ、、それでw

「そうじゃよ?けど、のっちはそうじゃないけぇ、諦めんさい」
「ぇえーww」

「ねねwあ〜ちゃんは?あ〜ちゃんはのっち見てニヤケん?」
「ぇ…」
のっちは全力でハの字アピール…

ヤバ、、ニヤケそう…




この気持ちに
気付かなければ…

それぞれが
それぞれの想いに気付かなければ…

もしかしたら、痛い思いをせずに、ココにいたのかもしれない

でも
気付かなければ…

この気持ちに、、それぞれの想いに
気付かなければ…

それはそれで幸せだったと思うけど

今の方が
絶対幸せだから…




「三人とも準備できたー?そろそろ打ち上げ行くよー?」

「あ」
あたしがニヤケる前にもっさんに呼ばれた
「はーい!今行きまぁーす!」

「あやちゃん行こ行こw」

「ちょと、二人ともぉw」

いつものコトながら置き去りにされるのっち
ライブではける時はいつも一番なのにw

「のっちー、行くよーw」
「待ってよーぅw」
あたしはしっかりニヤケながら、というか、ゆかちゃんも笑ってるじゃんw


これってやっぱり
気付かなければ、気付けなかった幸せ…なんだよね

結成、10周年かぁ…
深いな〜…

あたしたちには、出逢いという始まりがあったけど
これからずっとずっと三人…終わりがないことを願ってる

これからも
みんなが、、たくさん笑顔でいられますように


<気付かなければ>fin




最終更新:2010年11月06日 03:09