大本は西脇のタンスを開ける。
西脇の私服がたくさん出てきた。
(あたしが探しているのは下着なんだよね〜。スカートに興味はないや)
別の引き出しを開けると大本の目的の下着を発見した。
(キタコレ!下着発見!!)
大本は鼻の下を伸ばして喜んでいる。
引き出しの中で色とりどりの下着が並んでいる。
ピンク率が一番高い気がする。
「むっほー!あ〜ぱんつ発見!ハァハァ…」
大本は完全に犯罪者の目つきになっている。
これで外を歩いたら職質確定だ。
大本は1枚のピンクのパンツを手に取る。
「うっひょー!裏地を…うはっ○×☆%$#&+*@…」
大本は興奮のあまりに奇声を発している。
顔はにやけており、だらしない。
普段のクールな表情が台無しだ。
大本はついにそのピンクパンツを頭に被った。
「シャキーン!正義の味方パンツマン参上!!」
大本は両手を右に伸ばしてポーズを取り出した。
完全なバカである。
「ブラ発見!やっぱあ〜ぱいはデカイなあー!」
ピンク色のブラジャーが出てきた。
すると大本はそのブラも頭に被りだした。
胸を当てる部分を目に当てており、仮面のようにも見える。
「パンツマンがブラジャーマンになったぞ!」
大本は子供のようにはしゃいでいる。
「うひひ…下着なんだからちゃんとつけなければいけませんよね〜」
大本は実際にパンツ履き、ブラを着けてみた。
「あ〜ちゃんはやっぱりおっぱいが大きいな。あたしにはブカブカだ」
2人には体の相違点が多すぎたようだ。
その後も大本は全種類のパンツとブラを実際に着けたり、匂いを嗅いだりと好き放題やっていた。
全て洗濯済みなので少々大本には不満があったそうだが。
ガラガラ
「あっあ〜ちゃんがお風呂から上がった!」
西脇が風呂場のドアを開けた音が聞こえた。
大本は素早く引き出しを閉めて元通りにした。
「さ〜くら咲く季節に〜離れ〜ばな〜れになっても〜♪」
西脇が歌いながらリビングに登場した。
鏡台の前でスキンケアを始める。
その間、大本は部屋の隅っこでおとなしくしていた。
その後は西脇は音楽を聴きだして午後10時半ごろにベッドに入った。
その瞬間大本の目が光った。
大本の変態計画第2段がスタートする時が来たようだ。
大本は西脇のノートPCの電源を入れた。
樫野の時と同じく、履歴や保存ファイルを調べようとしている。
(まずはインターネットブラウザの履歴チェック!)
大本は早速覗き込んだが、履歴は数日前以降のものは全て削除されていた。
(あ〜ちゃんはガードが固いな〜。きっとエッチなサイトを見るたびに履歴を消しているんだよ)
大本は残念そうだ。
次にPC内の画像や動画ファイルを検索した。
しかし、これまたデジカメのスナップショット等があるだけだった。
(まあこれは想定の範囲内。普通エロいファイルは外付けのハードディスクに入れるもんね)
大本は樫野の時と同じく、西脇の外付けハードディスクを探すことにした。
(あたしの勘だとここにある気がする)
大本は机の引き出しを開けた。
予想通りピンク色の外付けハードディスクがそこにあった。
(ビンゴ!女の勘を舐めるんじゃないわよ)
大本がドヤ顔になる。
早速パソコンに接続して中身をチェックすることにした。
(チッ…!やられたか…)
大本は舌打ちをした。
その外付けハードディスクにはパスワードがかかっていた。
しっかり者の西脇らしい行動だ。
(一人暮らしなのにかなり厳重…よっぽどヤバいものを保存してるんだな…)
大本は西脇に相当特殊な性癖があると睨んだようだ。
大本は外付けハードディスクを開くことを諦めた。
いろいろと打ち込んでみても、当たる確率は言うまでもなく絶望的に低い。
大本は西脇の別のプライベートグッツを探すことにした。
しかし、クローゼットの中を漁ってもなかなか秘密のブツは出てこない。
(おっ。DVDのパッケージをみっけ!)
しかし、そのDVDパッケージはaikoやPerfume等の有名な音楽アーティストのライブ映像だった。
大本はガックリと肩を落とす。
(はぁ〜あのハードディスクの中身が見られればミッション成功だったんだけどな…)
大本は半ば諦めかけてガサ入れをしていた。
(ぬぬぬ!この箱はなんか怪しい気がする…)
引き出しから大きな箱が出てきた。
以前はクッキーが入っていた金属製の箱だ。
大本はその金属製の箱を開けてみた。
(おぉう!これは予想外…!ていうかあ〜ちゃんエロ過ぎ!)
大本はとんでもない西脇のお宝を見つけてしまった。
つづく。
最終更新:2010年11月06日 03:35