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この世界の名は

『エレクトロワ−ルド』

今では一年中雪が降っていて、ほとんど面影はなく『スノウワールド』なんて呼ばれているけど
その名のとおり繁栄していた1000年ほど昔には、そう呼ばれていた


Side A
「ねぇねぇ、ばあちゃん」
「んん?なんじゃ?」
「街外れの遺跡で『リニアモーターガール』が見つかったんて」
「『リニアモーターガール』かい?」
「うん、そう。ばあちゃん知っとる?」
「おうおうw知っとる知っとるぅw古代『エロクトルワールド』を動かしとったちゅう娘っこじゃぁ」
「wwばあちゃん『エロクトル』じゃのぅて『エレクトロ』じゃけぇw」
「ああ?あんだってぇ?」
「じゃけぇ、『エロクトル』じゃなくってぇ!『エ・レ・ク・ト・ロ』!」
「ああ??」
「…はぁ、ばあちゃん、もうええわぁ」
「ぁん?ええんかね?」
「うん」

あたしが諦めて自分の部屋に戻ろうとすると

「アレは世界を滅ぼす…近づいちゃいけん」

「世界を…?」

滅ぼす?

「あやちゃーん?」
台所からあたしを呼ぶ声




「…」
だけど、あたしはばあちゃんの言葉が気になって、返事できなかった

「ほれぇ、お母さんが呼んどるぞぃ?」
「ぇ、あ、ううんw今行くー!」

ばあちゃんの声でお母さんに返事して、ばあちゃんの部屋を後にした
…また後で聞けばいっか

台所に行くと、テーブルの上にフルーツが山盛りに置いてあった
「お母さん、コレどうしたん??」
あまりの量の多さにビックリして聞いてしまった
「今日ね、久々にお父さん帰ってくるいうて、連絡あったけんwお父さんあやちゃんとのフルーツパティー楽しみにしとるじゃろぅ?じゃけぇたっくさん買ってきたんよw」
「あー、、ビックな発見もあったしねぇ、、」
「そうそうw」

お父さんは、古代『エレクトロワールド』を調べている研究員
さっき話していた『リニアモーターガール』
彼女たちが発見されたことで、またこれから忙しくなるんじゃないかなぁ?
そのために一休みってところか…

「じゃけぇ、そのフルーツ。あやちゃん全部カットしといてくれる?」
「え、全部?」
「お願いねーw」

「いやぁ、お母さん、、」
「なぁに?」

我が母ながら、、

「多すぎじゃろw」
「あらそーお?」

テーブルの上のリンゴが一つ転がった


—つづく—





最終更新:2010年11月06日 03:47