Side A
急に色々な情報が入ってきて、頭の中を上手く整理できない
とにかく解ったことは…
「あたしが、二人を氷の中から出すことができるん?」
『まぁ、ようはそういうことだ』
「どうすれば良いん?」
『歌を、、歌ってほしい』
「歌?」
『今二人が手にしている『証』。アレを発動させる歌だ』
「ぇ、、あたし、そんなん知らん…」
『大丈夫。ソレはキミの中にちゃんとある。キミにしか出来ないんだよ。受け継がれたその血と、キミの持つ波動が、キミを歌わせてくれる』
あたしにしか…
『目を閉じて、そして願え。二人をどうしたいのか…』
あたしは、その言葉に導かれながら目を閉じ、胸に手を当て、願う
二人をココから…
『さぁ、、キミの中にある歌を…』
そう願うと、胸の奥が熱くなって、自分の中にメロディーが流れる
そして、自分の周りに風がおこる
薄く目を開けると、微かな光を放ちだしている『証』
頭の中に流れる込む映像
たくさんの装置がある部屋で、『証』を手に向かい合う彼女たち
側には、ハッキリと見える、そこにいる彼
そして…
歌を歌っている、、“あたし”
ああ…
そうだ、この歌の名前は…
“レリーズ”
—つづく—
最終更新:2010年11月06日 04:32