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う〜ん・・・。
左腕が痛い。
痛いってゆーか、痺れてきた。
腕枕してあげるのって結構しんどい。

「あ〜ちゃん・・・」
「ん?」
「やっぱ、なんでもない」
「なんよそれw」

「ねー、暑くない?クーラーつけて寝ようよ」
「ダメじゃ!つけっぱで寝ると身体壊すけぇ!」
「えー!のっち、暑くて寝れないよ」
「なんで、のっちの部屋扇風機ないんよ!」
「のっちはクーラーがあればそれでいいんだもんw」
「だから、夏風邪引くんよ。夏風邪はなんとかしか引かんって言うじゃろw」
「・・・なに?遠まわしに、のっちのことバカって言ってるんですか?w」
「だったらどうするん?w」

おっ。腕が軽くなった。
そのかわりあ〜ちゃんがあたしに跨ってきたから、今度はおなかが苦しい。

「どうしよっかな〜w」
あ〜ちゃんが着てるパジャマのボタンに手を伸ばす。

「だーめ!」
ボタンを外そうとする手を掴まれた。
「なんで〜?いいでしょ?」

「暑いから嫌」
「だーかーら!クーラーつければいいでしょ?」
「だーめ!」
「なんでー?」
「のっちはいっつも終わった後、すぐ寝ちゃうじゃろ?風邪引くけぇ」
「寝ない!寝ない!エッチする間だけでもつけようよw」
「んー、あ〜ちゃん今日はそういう気分じゃなーい」
「えぇぇ!?」

じゃあ、なんであたしの上にいるのさ!
これじゃ、生殺しですよ!

「今日はずっとこうやってくっつくだけでええw」
「マジっすか!?」
また左腕にあ〜ちゃんが寄り添ってきた。
まだ痺れがとれてないのに。

「くっついてると暑くない?」
「あつーいw」
あ〜ちゃんは抱き枕を抱くみたいにあたしの左側をギュっとしてる。

腕は痺れてるし、身体は暑いし、エッチは出来ないし、ちょっと苦しい。

「のっちの体温高いねw」
「そう?」
「でも手は冷たいね?」
「あぁ、さっき。キンキンに冷えたペプシ飲んだからじゃない?」
あ〜ちゃんはあたしの右手を自分の左頬にもっていった。




あ〜ちゃんの頬は熱ってて、柔らかくて。
それはあたしの欲求を後押しすることになった。
キスしようと身体を寄せたら、口を手で塞がれた。

「あ〜ちゃんもペプシ飲みたい。持ってきてw」
キスが出来なくてちょっと不機嫌になったけど、言われた通りに冷蔵庫に入れてたペプシの500mlのペットボトルを持ってきた。

「はい」
「開けてw」
「はいはい」
ちょっと意地悪してやろう。

あたしはあ〜ちゃんに渡す素振りをして自分で飲んだ。
炭酸を一気に飲むと苦しい。

「あー!?ひっどーい!!なんでのっちが飲むんよ!」
「さっきバカって言ったお返しw」

ゲシっと足蹴りされた。
痛かったし、ちょっとムカついた。
蹴られた拍子にペプシがシーツにこぼれた。
あーあ。新しいシーツなのに、シミになっちゃったじゃん。

「そんなに飲みたかったら飲ませてやる!!」
あたしは残ったペプシを全部口に含んで、あ〜ちゃんに無理やりキスした。

「んん!!・・・・ゲホ、ゲホ」
当たり前のようにあ〜ちゃんはむせた。
全部飲み干せなくて口から垂れてる。

「のっち、酷い!めっちゃ苦しかったけぇ!」
「のっちも蹴られて痛かったもん。次はあ〜ちゃんの番だよ!」
「え・・・。なにするん?」
急に不安げな顔になるあ〜ちゃん。

「クーラーつけないで、エッチする」
「・・・それって、のっちもしんどくね?」

あっ。
だから、あたしってバカって言われるんだよね・・・。

「・・・じゃ、じゃあ、途中までする。イカせてあげない」
「・・・そんなこと出来るん?逆にのっちがガマン出来ないんじゃね?w」
「う、うるさい!!」
「ふふ。ごめんごめん。あ〜ちゃんが悪かったけぇw」
「うぅぅ、、、」

「あ〜ちゃん苦しいの嫌じゃ。やさしくして」

くそ。
そんなこと耳元で甘く囁かれるとどうしようもないじゃん。
いじめてやろうと思ったのに、出来なくなっちゃったじゃん。

腕が痺れても、身体が熱くても、蹴られて痛くても、あ〜ちゃんのためだったらどんな苦痛でも我慢するよ。

それがのっちの愛だよ。


— Fin —





最終更新:2010年11月06日 14:45