Side A
のっちからのメッセージ、凄く嬉しかった
物理的には側に居れないけど、ゆかちゃんが一緒にいる時は、そこにのっちもいるんだよって
だから、ゆかちゃんといる時は二人じゃなくて、のっちと三人なんだって心強く感じた
父と母の、逃れられない死という現実を、のっちのおかげで受け入れようって覚悟が出来たの
だけど、一つだけ、、心配なこと
久しぶりに見たのっちの顔が、なんだかほっそりとしていて、、大丈夫なのかな
「のっち、痩せたん?」
『ん?そうかなぁ?』
「絶対そうじゃよ。なんかシュッとしとるもん。ねぇ、ゆかちゃん?」
「う、うん、、」
『、、ぇ、っと。多分、身長伸びたせいじゃないかな?』
「そうなん?」
『成長期ってやつ?w』
「それなら、ええんじゃけど、、。てか、ゆかちゃんしゃべっとらんしw」
「ぇ、ぁ、そう?」
「ほぅよ。久しぶりなんじゃけぇ、いっぱいしゃべっとこうよ」
「うん、、そうじゃねw」
『しゃべろしゃべろw』
普通に話してるのっちを見て
あたしに元気をくれたのっちなら、きっと大丈夫、、そう思った
…なんて
そんな訳ないのにね?
きっとあたしは思いのどこかで、のっちが無理をしてるのに気付いてたんだと思う
けど、まだ父と母のことで、自分の気持ちに余裕を持てなかったあたしは
寂しさを見せまいとするのっちに、甘えてしまった
Side K
のっちは身長が伸びたせいだって言ったけど、、
それは、あ〜ちゃんに余計な心配をさせまいとしていたから
でも、あ〜ちゃんがいるのに、そんなこと言えなくて
これからあ〜ちゃんが経験する辛さを考えたら、、言える訳なくて
私はやっぱり
のっちに対しても、無力だったんだよね
誰より、側にいたかったのに…
そして…
迎えた王妃の最期
翌日に王が、あ〜ちゃんの目の前で最期の時を迎えた
奇しくもその日は、のっちの誕生日だったね…
この日から
さらに周りの状況は変わっていった
—つづく—
最終更新:2010年11月06日 16:05