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「んー。おはよー」


朝、目が覚めるとキッチンに朝食がおかれていた。
なんだ。あ〜ちゃんもう仕事行ったんか。起こしてくれればいいのにな。
のっちも急がなきゃ。今日は遅刻できないんだった。


着替えて家を飛び出した。
あ、れ?
朝ご飯、、?食べたっけ…?


自転車を漕ぎながらそんなふうに思う。
片道40分もかかるけど、車には、もうずっと、乗れないでいる。
鍵、あ〜ちゃんが持っていったんだよね。じゃぁ、仕方ないな。チャリで通おう。
そんでさ、また今日もあの店で待ってるから。仕事帰りに寄ってよね。


携帯電話を耳につける。

「待ってるよ」

一言だけ呟いて、電源を切った。


一緒に帰ろうよ。
のっちはチャリを押しながら。
それでも逆の手は、ちゃんと繋ぐからさ。






最終更新:2010年11月06日 17:03