Side N
仕事が終わって家に帰ると
いつものようにあ〜ちゃんとゆかが迎えてくれて
ワイワイと食卓を囲んでると
「あのね?」
あ、ゆかまた野菜避けとる
「ん?」
あ〜ちゃんが、私の様子を伺うように、話しかけてきて
「今日、病院行ってきたんよ」
「え!?」
び、病院?
「どっか具合悪いん??」
「あー、違う違うw」
はぁ〜、なんだ、それなら良かったわぁ
「ふふwあんね?」
「ぅ、ぅん」
「デキたみたい」
「へ?できた?」
なにが?
「うんw赤ちゃん!」
「ほぇ?」
「3ヶ月じゃってw」
3ヶ月…赤ちゃん…
「まじか!!」
「ふへへwうんw」
「まじでまじで?超ーマジで?」
「ホンマよぅwウソついてどうするんよぉ?」
「まじかぁ〜…」
くぅwww
やばい!めっちゃ嬉しい!
あまりの嬉しさに、ご飯中にも関わらず椅子から立ち上がって
「わっしょ〜いw」てガッツポーズ
そして、、
「ゆかぁ!」
ゆかを抱き上げて
「ゆか、お姉ちゃんなるんじゃって!」
「お姉ちゃん?」
はしゃぎまくる私に、少し迷惑そうなゆか
「そうじゃよぉ?弟と妹どっちかええ?」
「ぅー、、ゆか可愛い子がええー」
「どっちでも良いってコト?」
「ぅん!w」
「たははぁwお父さんはねー、、ゆかがいるからやっぱ男の子かなぁ、、?あー、でももう一人女の子でデレデレしても良いかなーw」
なんて、妄想してデレデレしてたら
「お父しゃんキモチワリュイ」
だぁww
「ゆかぁ、そんなこと言わんでよぅ、、。お父しゃんへこむけぇw」
そんな様子を微笑ましく見ていたあ〜ちゃん
「もしかして両方かもしれんよ?」
「え?」
それって、どういうこと?
「実は、双子ちゃんらしいんよw」
「まじか!!」
「ふたごぉ?」
「赤ちゃんが、二人生まれてくるってことじゃよ?」
「ほんまにぃ?」
「うんw」
「可愛い子、ふたりぃ?」
「そ!可愛い子二人!w」
「やったぁ♪」
なんやかんやして、4年後…
「おとぅしゃーん」
「はーい。どうしたん華」
「これぇ…」
「ん?」
夕飯が終わってくつろいでると、トタトタと走ってきて、ちょっと泣きそうな顔の華
しかし、ホンマあ〜ちゃんの泣き顔にそっくりw
「わんわん、動かんくなっちゃったぁぁwうぇww」
「わわw、華、泣かんでもいいけぇwちょっとわんわん、お父しゃんに見せてみ?」
「うぃww、、わんわん、治りゅ?」
電池で動くイヌのおもちゃを受け取って、とりあえず電池交換じゃね
「華、これからちょっと、わんわん手術するけぇ、目ないないしときんさい」
「イタイイタイしゅるのぉ?」
「ちょっとだけね?」
「ぅwわんわんかわいしょぅ、、」
本気で心配してるとこが可愛ぇw
「大丈夫じゃよ。すーぐ終わらせちゃうけぇw」
「ぅん、わかった!」
華が両手で目を覆っている間に、カチャカチャとわんわんのお腹を開けて、電池を入れ替える
よいせ、っと
「ハイ!華、終わったよー」
「イタイイタイ終わったぁ?」
小さな指の隙間から様子を見てる
「うん。はい、どうぞ」
スイッチを入れると、わんわんはちゃんと動いてくれて
「わーwお父しゃんしゅごーぃw」
「でへへw」
目をキラキラさせて、尊敬の眼差し
やっぱり、嬉しいわw
そしてお決まりのように
「はな、おっきくなったら、お父しゃんのお嫁しゃんになりゅーw」
まったく、可愛い娘じゃw
そしてそして?
華と一緒に生まれてきたもう一人はというと、、?
台所のあ〜ちゃんに引っ付いて
「お母しゃん可愛ぇw」
ま〜た言っとるw
「え、ホンマ?」
「うん!」
「俊、ありがとぅw」
まったく、この軽さは誰に似たんだか…
まぁ、でも事実なので放っておこw
そして、一方…
「お父さん…」
「あい?」
「ニヤケてて、キモチワリュイ」
「ちょwゆかぁ。何てことをww」
小学校1年生になったゆか
お父さんに対して、昔より冷たくなったのは気のせいだろうか?
昔はゆかも「お父しゃんのお嫁しゃんなるぅーw」って、言うてくれとったんじゃけどな〜・・・
最近は華を見てニヤケとるとすぐに「キモチワリュイ」って言われるもんなーw
はぁ〜、、父さん悲しいなぁ…
「お父しゃん、キモチワリュイ?」
「い?」
華が不思議な顔をして、ゆかが言うたことを真似してくる
すかさずゆかがニヤリとして
「華ちゃん、もっと言っちゃえw」
「キモチワリュイ?」
「だ、だめじゃよ!華!それは言わんくて良いけぇw」
「ぅ???」
ゆかと私、どっちの言うコトを聞けばいいんか分からんくなって、ちんぷんかんぷんな表情になっとる華
ぅwwと唸った末、華が辿り着いた答えはというと?
「はな、お父しゃん大シュキ!!」
どや顔ktkrw
「んなw」
それだけで予想外だったんに
「ゆかだって好きだもん!」
「へ?」
ぎゅって抱きついてくるゆかに呆気にとられてると
「お父しゃんモテモテじゃねw」
腕の中に眠ってる俊を抱えてやってきたあ〜ちゃん
「いやぁ〜w」
なんて、デレデレとしてたら
「「あ!」」
あっという間に二人して、あ〜ちゃんに引っ付いて
「お母しゃん、はなも抱っこぉw」
「ねね!ゆかもぉw」
抱っこをおねだり
「ぇえ?三人はちょっと無理じゃよw」
「えー、やだやだー」
はぁー、、やっぱりあ〜ちゃんの方が良いんじゃね…
父さん悲しいなぁーーww
「あ〜ちゃん、俊こっちで抱こっか?」
「あぁ、それなら出来るかも」
二人なら、、と思ったんじゃけど…
「…なんか」
「ガッチリ掴んじゃっとるけど…」
俊の手が、あ〜ちゃんの服をぎゅっと握り締めとって、離すに離せない
「ど、どうする?」
後ろで「早くぅ」ってせがんでる二人を見て
「しゃーない…」
結局、両膝に双子を抱っこして、背中にゆかをおんぶして…
母、強し…
どうやら、二人も眠かったみたいで、すぐに寝ちゃった
三人を布団まで運んで、リビングに戻ってくる
「はぁーwさすがに三人は重いわw」
「じゃよね。ゆかまで一緒んなって甘えとるけぇ」
「多分、ヤキモチ妬いとるんよぅ」
「ヤキモチ?」
「ほぅよー。お姉ちゃんじゃー言うても、まだ子供じゃけぇ」
「ふ〜ん。あ〜ちゃんもそうだったん?」
「まぁ、ちょっとはね?のっちは一人っ子じゃもんね?」
「あー、うんw」
その辺は、よく分からんかも
「ゆかがのっちに最近冷たいとか思っとるんも、華にデレデレしとるのっちにヤキモチだと思うし」
「え?そうなん?」
「それくらい分かりんさいよw」
「いや、だってw」
そういうの鈍いんよw
「ふふwまぁ、それがのっちだし?」
「たははw」
なんともはや、その通りです
「ねぇ、のっちぃー」
「ぅん?」
「肩揉んでぇ?」
さすがに疲れるわな?
「あーはいはいw」
ソファーに横向きに座って、あ〜ちゃんの肩を揉んでいると
「で?」
「はい?」
「お父しゃんは、ゆかと華、どっちをお嫁しゃんにするん?w」
クスクス笑いながら、からかうみたいに聞いてくるから
「ん〜、それはちょっと選べんわぁ」
「じゃよね?二人とも可愛いもんw」
「けどー、あえて言うならぁ」
「ん?」
「やっぱあ〜ちゃんかなw」
「ぇえ?」
「のっちのお嫁しゃんは、あ〜ちゃんしかおらんよw」
「ふへへwホンマに?」
「もっちろん!」
そう言って後ろからあ〜ちゃんに抱きつくと
「じゃあ、もう一人くらい子供作っちゃう?」
「はへ?」
「ね?w」
それはつまり、私は今、あ〜ちゃんに誘われてる訳じゃよね?
「えっと、じゃあ、お言葉に甘えて…?」
「ん…」
数ヵ月後…
「のっちのっち」
「ん?」
「デキちゃったw」
「まじか!!」
…
……
なんかこの夢シリーズ、回を重ねるごとに、変なリアリティがあるんじゃけど…
ああ、そういえば、この間スタッフさんのお子さん見せてもらったんだっけ?
しかし、なんとも気になるのは…
「ねぇねぇ、あ〜ちゃぁん」
ちょうどまたスタッフさんが連れてきとって、三人して見せてもらっとる所で
「なん?」
「四人目は男の子と女の子、どっちが良い?」
「はぁ???」
「のっち大丈夫?」
うん、まぁ、、そうなるわなw
<夢の家族3>fin
最終更新:2010年11月06日 17:27