アットウィキロゴ
あれから、ゆかは
のっちのうちで暮らし始めた。

のっちのカケラが残るこの場所は
ちょっぴり、ココロがぎゅっと締め付けられたりも、、


だけど

のっちが、喜んでるのがわかる。
ゆかも、この場所が、とても心地いい。


『シンクロしてんの』

今は、それが、とてもよくわかる。


のっちが、ゆかの“心臓”になって
発作はぴたっと止まった。

生まれつき、弱かったんだ。
気付いてたのかな?
うん、きっと
のっちには、お見通しだっただろうね。


今まで、気付かなかったこと
気付けなかったことに、気付くようになった。


世界に溢れる、やわらかなオト。


日常が一変した。



時折、無性にさみしくなる。

けど


ドクン、、、

この鼓動を感じると
あなたに抱きしめられてるような気がするんだ。


そっと、手のひらを耳元へ。

ゆかには
のっちのように、オトを創り出す力はないけど、、、

こうすると
あの日、あなたが聴かせてくれた
あのオトが聴こえる気がするんだ。







ゆか、生きるよ?


のっちの分も、、

んーん


のっちと一緒に。


あなたがくれた、たくさんの幸せ。


それを


共に

生きて、感じて。


ドクン、、、



ばぁーかっ。
喜びすぎだっちゅうの。


えっ?

うん。


一緒に、幸せになろ。


2人の鼓動を

最期の瞬間まで、響かせあおう。



end





最終更新:2010年11月06日 17:34